SNS型投資・ロマンス詐欺発生情報
SNS型投資・ロマンス詐欺が急増しています。
SNSとは?
LINE(ライン)、Instagram(インスタグラム)、Facebook(フェイスブック)、X(エックス)〔旧Twitter(ツイッター)〕、マッチングアプリなどのソーシャルネットワーキングサービスの略称です。
SNS型投資詐欺とは?
SNS等のメッセージやグループトークを通じて連絡をして、「投資をすれば利益が得られる」と信じ込ませ、投資アプリなどに誘導し、アプリやインターネットサイト上で、ウソの利益を表示するなどして信用させて、投資を理由に指定する口座に送金させるなどして、お金をだまし取る詐欺
SNS型ロマンス詐欺とは?
SNSや出会い系サイト等を通じて知り合い、一度も会うことなく、連絡を重ねて関係を深め、恋愛感情や親近感を抱かせて、様々な理由をつけてお金をだまし取ったり、投資に勧誘して指定する口座に送金させるなどして、お金をだまし取る詐欺
【最新】SNS型投資詐欺発生情報(令和6年10月15日)
SNSの広告をきっかけとした投資詐欺が2件連続で発生
被害の概要は以下のとおりです。
【1件目】
- 被害者は、SNS広告の副業サイトにアクセスし、「動画を視聴するだけで報酬が得られます。」と勧誘され、指示された動画を視聴していたところ、副業の専用口座にお金が振り込まれた。
- その後、「暗号資産の利益獲得を助けることで高額な報酬を得られる。高額報酬をチャレンジするには、先に現金を振り込んでもらう必要がある。」などと説明を受け、指定された口座にお金を振り込んだ。
- 副業の専用口座からお金を出金しようと思い、相手に引き出し方法を聞いたところ、「先にお金を振り込まないと引き出せない。」などと説明され、指定された口座にお金を振り込んだものの、結果的に引き出せず、約100万円の被害に遭ったもの
【2件目】
- 被害者は、SNSで「投資、高収入」などのワードが書かれたアカウントを見つけて、その相手とやり取りをしたところ、暗号資産サイトを紹介され投資を勧められた。
- 相手からの指示に従い、相手から指定された口座に暗号資産サイトを介してお金を振り込み、約600万円の被害に遭ったもの
SNS型ロマンス詐欺発生情報(令和6年9月24日)
暗号資産への投資名目による被害
被害の概要は以下のとおりです。
- 被害者は、本年3月上旬、マッチングアプリサイトで「シンガポール出身、愛知県居住、30代女性」と名乗る者と知り合い、LINEで連絡を取り合うようになった。
- しばらくして、女性から仮想通貨に投資する副業に誘われ、「Bybit」「BitTrade」をダウンロードし、女性に教わったとおりにビットコインの売買をしたところ、1万円以上の儲けがあったため、女性の話を信じ続けた。
- その後、女性から、証券アナリストを名乗る者を紹介してもらい、証券アナリストと名乗る者から「今回の機会を把握すればあなたは一生働く必要はありません。」などと誘われ、4月下旬から6月上旬までの間、女性等に言われるまま、指定されたネットサイトで、複数回にわたり合計約488万円を送金し、被害に遭ったもの
SNS型投資詐欺発生情報(令和6年9月11日)
AIによる投資名目の被害
被害の概要は以下のとおりです。
- 被害者は、令和6年4月上旬、LINE広告の投資サイトにアクセスし、外国人男性と知り合い、LINE電話で「海外に口座を作って入金するだけでAIが自動で投資をしてくれ、利益が確実に増える。」などと投資を勧められ、クレジットカードの情報を伝え、投資を始めることにした。
- 同年4月中旬、男性から「海外口座で運用していた5万円が1,000万円を超える利益となったが、利益を受け取るためには、税金を振り込まなければいけない。」などと言われ、インターネットバンキングで知らない個人名義口座に合計400万円を振り込んだが、一向に投資利益を受け取ることが出来ず、詐欺被害に遭ったもの
SNS型ロマンス詐欺発生情報(令和6年8月2日)
投資名目のSNS型ロマンス詐欺被害の発生
被害の概要は以下のとおりです。
- 被害者は、FacebookでAという男と知り合い、メッセージのやり取りを始め、その後、LINEに誘導された。
- Aは、LINEではBと名乗っていたが、その後やり取りを続けたところ、「一緒に海外旅行に行きましょう」等というメッセージが送られてくるようになった。
- その後、Bから「投資をやってお金を増やさないか。C社という運用会社に振り込んで運用すれば必ず儲かる」というメッセージが来たことから、最初にC社が指定した口座に5万円を振り込んだ。
- 被害者は、振り込んだ5万円が5万9千円になったことから、投資話を信じてしまい、C社からメッセージが送られてくる度に、指定された金額を指定の口座に振り込むことを繰り返し、合計約1,360万円を振り込み、被害に遭ったもの
SNS型ロマンス詐欺発生情報(令和6年7月11日)
ネットショップ経営名目のSNS型ロマンス詐欺被害の発生
被害の概要は以下のとおりです。
- 被害者は、マッチングアプリのPairsで、知り合ったAとLINEで連絡を取り合うようになり、そのうち相手から、「結婚したい。一緒に暮らしたい。」等との連絡が来るようになった。
- その後、「結婚して幸せな生活をするためにネットショップの経営を一緒にやってほしい。」等と誘われ、相手の要望に応えたいと思い、ネットショップの経営に同意した。
- ネットショップの経営とは、相手から指示されたサイトから販売したい商品を選択して、その商品代金等を指定される口座に入金すると、選択した商品を自身が開設したネットショップのページから販売でき、売上げから商品代金等を差し引いた額が利益になるというものだった。
- 相手の指示を受けて指定された口座に繰り返し入金したが、利益を払い出そうとして申請を行ったところ、「税金を支払う必要がある。」等と指示された。
- 被害者は指定されたとおりに口座に税金分を振り込むなどしたが、利益が還元されることはなく、合計約600万円の被害に遭ったもの
SNS型ロマンス詐欺発生情報(令和6年6月6日)
SNSのフォローをきっかけにしたロマンス詐欺の発生
被害の概要は以下のとおりです。
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被害者が音楽グループのメンバーを名乗る者のInstagramをフォローしたことがきっかけで、同メンバーを名乗る者とLINEで連絡を取るようになり、「愛している、一緒になりたい、結婚したい。」等と言われたほか、直接会うために必要な費用として金銭を要求された。
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その後、同グループの「経営陣」を名乗る者ともLINEでやり取りをするようになり、同メンバーに会うためのチケット代やスタッフ費用、警護代金の名目で、複数回にわたり合計約200万円を指定された個人名義の口座に振り込んだもの
SNS型投資詐欺発生情報(令和6年5月22日)
LINEグループトークを悪用した投資詐欺の発生
被害の概要は以下のとおりです。
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被害者は、Facebookで株取引の指導をしているというA女と知り合い、A女からLINEの投資交流グループに招待されて参加したところ、多くの参加者が仮想通貨で儲けたという話題をしていた。
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その後、A女から仮想通貨への投資を勧められ、指示された仮想通貨管理アプリを介して指定された口座に計5回にわたって約130万円を振り込み、大きな利益が出たことから出金しようとしたところ、出金するためには税金を支払う必要があることを説明された。
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A女の指示に従い、言われるがまま指定された口座に送金したが、振り込まれていないと言われ、2度振込作業を行い、約120万円を振り込み、合計で250万円をだまし取られたもの
SNS型投資詐欺発生情報(令和6年5月17日)
現金を受取りに来た暗号資産の投資詐欺被害の発生
被害の概要は以下のとおりです。
- 被害者は、SNSで知り合った犯人Aから、「暗号資産を売却したい。暗号資産管理アプリを使って暗号資産を移転する。税金対策のために対面での現金受渡しの取引を希望する。」等と対面による暗号資産の売買取引を持ちかけられ、取引を行うことにした。
- 被害者が取引の希望を伝えたところ、「取引で出資して貰える金額に、手数料分を上乗せした暗号資産を貴方に売却する。」等と言われたため、犯人Aと直接対面し、暗号資産管理アプリを使って、面前で手数料を上乗せした額の暗号資産を譲り受けた後に、現金を支払うことにした。
- 被害者は、犯人AとSNSで連絡を取り合い、盛岡市内で、犯人Aの部下を名乗る犯人Bと対面した。犯人Bが、被害者と自分自身のスマートフォンを交互に操作した後、被害者も、自分のスマートフォンにインストールされた暗号資産管理アプリのウォレットに、数百万円分の暗号資産が移転した表示を確認したため、犯人Bに対し、現金数百万円を手渡した。
- 犯人Bと別れた後、暗号資産管理アプリを再び起動し、ウォレットの残高を再確認したところ、受け取ったはずの暗号資産が勝手に送信されて残高が無くなっていたほか、その直後から犯人A、Bと連絡が取れなくなり、詐欺被害に遭ったことに気付いたもの
SNS型投資詐欺発生情報(令和6年5月2日)
SNSの広告をきっかけにした投資詐欺の発生
被害の概要は以下のとおりです。
- 被害者は、投資に関するSNSの広告にアクセスして見つけたサイトで、LINEの友達追加を指示され、株に詳しいというA男を友達登録したところ、LINEのグループチャットに招待された。
- グループチャットでは、たくさんの人が利益を出している様子だったので、投資をすることを決め、A男から紹介されたB男とLINEで連絡を取り合うようになった。
- B男が指定した口座にお金を送金して、投資をしたところ、利益が出たので、出金を申し込み、自分の口座に約6万円が振り込まれた。
- 自分の口座にお金が振り込まれたことで、A男とB男のことを信じてしまい、複数回に渡って、相手が指定する口座に、お金を振り込んだ。
- その後、大きな利益が出ていたので出金をしようとしたところ、相手から「出金するためには、保証金を支払う必要がある。」などと言われ、保証金を支払ったものの、1か月を過ぎても出金できず、相手と連絡が取れなくなり、合計約250万円を騙し取られたことに気付いたもの
SNS型投資詐欺発生情報(令和6年4月19日)
有名投資家を騙った投資詐欺で高額被害が発生
被害の概要は以下のとおりです。
- 被害者は、スマートフォンで「投資」などのワードを検索して見つけたサイトで、日本人女性を名乗る者と知り合ったことをきっかけに、有名投資家が優良株の情報を共有するというLINEグループに参加した。
- LINEグループ内で「サイトで口座を開設し米ドル立てで有名投資家と同じ取引をすれば利益を出すことができる」と言われ、1,000ドル分の現金約15万円を指定された口座に送金した。
- サイトの口座上では利益が出ていて、そのうちの1,000ドルを日本円に換金して引き落としたところ、約15万円が手元に届いたことから、さらに信用を深め、5回に分けて、約1,400万円を送金した。
- その後「取引継続に約400万円の課税がかかる」とメッセージが届いたことに不審に思い、弁護士に相談したところ、詐欺の被害に遭っていたことが分かったもの
SNS型ロマンス詐欺発生情報(令和6年4月4日)
マッチングアプリをきっかけにしたロマンス詐欺の発生
被害の概要は以下のとおりです。
- 被害者は、マッチングアプリで外国人女性を名乗る者と知り合い、メッセージでやり取りを重ねるうちに恋愛感情を抱き、結婚を考えるようになった。
- その頃、女性から暗号資産を運用するもうけ話をされるようになり、「1日平均で10万円稼いでいる。」等と教えられ、その話を魅力的に感じていたところ、結婚する目的で恋人を探していることや結婚に向けてお金のテストをしなければならないことなどと話をされ、暗号資産の購入を持ち掛けられた。
- 被害者は、女性との結婚を考えていたため、期待に応じるべく言われるがままに、約120万円相当の暗号資産を購入し、指定されたサイトに送金した。
- その後、サイト上では数百万円の利益が出ていると表示されていたため、出金手続きを試みたものの、出金することができず、だまされていたことに気が付いたもの
SNS型投資・ロマンス詐欺の手口
防犯対策情報
SNS型詐欺統計情報
- SNS型投資・ロマンス詐欺統計情報(令和6年10月末) (PDF 365.5KB)
- SNS型投資・ロマンス詐欺未然防止事例紹介(令和6年10月末) (PDF 152.3KB)
- 【参考】令和5年中における全国の発生状況(警察庁ホームページ)(外部リンク)
- SNS型投資・ロマンス詐欺対策の特設ページ(警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ)(外部リンク)
【SNS型投資・ロマンス詐欺に関する広報啓発動画】
SNS型投資・ロマンス詐欺に関する広報啓発動画を政府インターネットテレビで公開中です。
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