県民の皆様へ~新型コロナウイルスの令和6年4月以降の対応について~

ページ番号1058125  更新日 令和6年3月26日

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新型コロナウイルスの令和6年4月以降の対応について

国の取り組みの見直しに伴い、令和6年3月31日で新型コロナウイルスに係る治療薬や入院医療費の公費支援が終了し、医療費負担が変更になります。

県民の皆様に変更点についてお知らせします。

 

新型コロナウイルス感染症に係る令和6年4月以降の内容

【終了となるもの】

  • 発熱等患者の受診・相談を行う外来対応医療機関の指定については3月末で廃止し、発熱等患者については、かかりつけ医など、身近な医療機関で対応いただくことになります。(注)県内の医療機関は医療情報ネットで検索できます。
  • 入院に係る高額医療費の自己負担分の公費支援は3月末で廃止となります。
  • ワクチン接種に関する公費負担は3月末で廃止となります。
  • コロナ治療薬(ラゲブリオ、パキロビッド・ゾコーバなど)についての公費負担は3月末で廃止となります。 

【継続するもの】

  • 発熱等のある方の相談センター(いわて健康フォローアップセンター)及び岩手県新型コロナワクチン専門相談コールセンターは、県民医療相談センター(平日9時から16時まで)及びいわて発熱等相談センター(平日16時から翌日9時、休日、年末年始)で引き続き対応します。

制度見直しの一覧

相談先コールセンター

マスク着用の考え方の見直し等について

令和5年3月13日からマスク着用は個人の判断が基本となります
・ マスク着用判断に当たっては、国が示す着用が効果的な場面などを参考としてください。
・ 事業者が感染対策上又は事業場の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることが許容されています。
  飲食店をはじめ、施設の利用時に事業者からマスクの着用を求められたときは、ご協力をお願いします。
・ 本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないようお願いします。

〇マスク着用の考え方の見直し等について(政府対策本部決定)の概要

1.見直しの概要

  •  マスク着用については、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本とし、政府は各個人のマスクの着用の判断に資するよう、感染防止対策としてマスクの着用が効果的である場面などを示し、一定の場合にはマスクの着用を推奨します。
  •  このマスク着用の考え方の見直しは、3月13日から適用します。

2.着用が効果的な場面 

 高齢者等重症化リスクの高い者への感染を防ぐため、マスク着用が効果的な下記の場面では、マスクの着用を推奨します。

  •  医療機関受診時
  •  高齢者等重症化リスクが高い者が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設等への訪問時
  •  通勤ラッシュ時等混雑した電車やバスに乗車する時(当面の取扱)
     【 概ね全員の着席が可能であるもの(新幹線、通勤ライナー、高速バス、貸切バス等)を除く。】
  •  そのほか、新型コロナウイルス感染症の流行期に重症化リスクの高い者が混雑した場所に行く時については、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的

3.事業者における対応

  事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。

4.留意事項

  •  マスクを着用するかどうかは、個人の判断に委ねることを基本とし、本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう周知していきます。
  •  子どもについては、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要であり、保育所等に対してもマスク着用の考え方を周知していきます。
  •  なお、感染が大きく拡大している場合には、一時的に場面に応じた適切なマスクの着用を広く呼びかけるなど、より強い感染対策を求めることがあり得ます。ただし、そのような場合においても、子どものマスク着用については、健康面等への影響も懸念されており、引き続き、保護者や周りの大人が個々の子どもの体調に十分注意する必要があります。
  • 新型インフルエンザ専門家会議による「新型インフルエンザ流行時の日常生活における マスク使用の考え方」では、不織布製マスクは、原則使い捨てであり、一日一枚程度の使用とする。マスクのフィルターには病原体がついている可能性があるので、使用中はあまり触らないようにし、外すときもなるべく表面に触らない。マスクを外した後は流 水やアルコール手指消毒剤によって手を洗う。不織布製マスクを洗濯したり、 消毒したりすることは勧められない。また、マスクを他人と共用してはならないとされています。

マスク着用の主なポイント

こどものマスク着用に関する考え方

 こどもについても、マスクを着用するかどうかは個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断になります。ただし、マスク着用が効果的な場面においては、マスク着用が推奨されますので、重症化リスクの高い方を守るためにもご協力をお願いします。
 学校教育活動においては、児童生徒及び教職員に対して、マスクの着用を求めないことが基本となります。詳しくは文部科学省のウェブサイトを御覧ください。
 
・乳幼児(小学校に上がる前の年齢)のマスクの着用には注意が必要であり、特に2歳未満では推奨されません。2歳以上の就学前のこどもについても、マスクの着用は求めていません。
・こども自身がマスクを着用するかどうか判断できるよう、保護者や周りの大人がその判断に資するような援助をお願いします。
・こどもがマスクを着用している場合には、保護者や周りの大人がこどもの体調に十分注意していただくとともに、こどもや保護者の意図に反してマスクの着用を実質的に無理強いすることならないようにしてください。特に夏場については、熱中症予防の観点から注意をお願いします。

 

【参考】
 

基本的な感染対策などのお願い

  •  手洗いや消毒などの手指衛生や場面に応じた適切なマスクの着用(インフルエンザにも有効)
  •  体調不良時の外出や密閉空間等での会話の回避
  •  職場や家庭などでの換気や湿度調整に注意
- 換気や湿度調整のポイント -
 感染拡大防止のため、機械換気や定期的な換気をしつつ、「室温18℃以上、湿度40%以上」を目安とした室温や湿度の調整をお願いします。

外来対応医療機関等への相談・受診のお願い

外来対応医療機関への相談・受診

  •  軽度の発熱や倦怠感などの場合には、まずは市販薬等を服用し、様子を見るようお願いします。
  •  高熱が続く場合や周囲に陽性者がいる場合などには、外来対応医療機関への相談・受診をお願いします。

    【外来対応医療機関】

   

 

受診・相談(いわて健康フォローアップセンター)

  •  かかりつけ医がいない場合や夜間・休日、子どもの急な発熱などの際は、「いわて健康フォローアップセンター」に相談をお願いします。
  •  医療機関が分からないときなどにも活用をお願いします。

 電話:0570-089-005   ファクス:050-3730-7658

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 医療政策室 感染症担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5417 ファクス番号:019-626-0837
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