日向ダムのはたらき
日向ダムは、下流でおこる洪水や台風水害の防止、正常な流水の確保による安定した取水量の供給、甲子川や小川川沿いの河川環境の保全などを目的として、甲子川水系小川川に建設された治水ダムです。
大雨などで最高340m3/sの流量が流れ込んだとき、そのうち310m3/sをカットして下流の水害を防ぎます。
日向ダムの建設工法
また、県営ダムとしては初めてのRCD工法を用いたダムです。
これは、ダンプトラックで搬送した硬練コンクリートをブルドーザで薄くならし、振動ローラーにより締め固める工法です。
RCD工法を用いることによって工期の短縮と省力化を図ることが出来ました。
【RCD工法の流れ】
ダンピング・まきだし
硬く練られたコンクリートをダンプトラックで運び、ブルドーザで敷き詰めます。
目地切り
コンクリートのひび割れを防ぐために継ぎ目をつけます。
締め固め
振動ローラーを使ってコンクリートを締め固めます。
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