水門・陸閘自動閉鎖システム（宮古土木管内の状況）

岩手県では、東日本大震災津波を受けて、水門・陸閘自動閉鎖システムを整備しています。
このうち、宮古土木センター管内の整備状況について、御紹介します。

宮古土木センター管内では、2017年7月31日の自動閉鎖システム運用開始と同時に6箇所の水門・陸閘の運用を開始しました。
現在では、水門・樋門10箇所、陸閘23箇所の計33箇所で自動閉鎖システムを運用しています。

このシステムは、2011年3月11日に発災した東日本大震災津波を受け、災害に強い衛星回線を使用し、津波発生時に現地で人が操作することなく、安全かつ迅速、確実に水門・陸閘を閉鎖するためのシステムです。

詳しくはパンフレットを御覧下さい。

• 自動閉鎖システムのパンフレット （PDF 2.6MB）
  自動閉鎖システムについて説明しているパンフレットです。

宮古土木センター管内で、現在、自動閉鎖システムの運用を開始している水門・陸閘は以下のとおりです。

水門・陸閘自動閉鎖システム運用開始施設（宮古土木センター管理）

名称	所在地	運用開始年月日
摂待水門	宮古市田老字下摂待	2022年12月23日
田老2号陸閘	宮古市田老字荒谷	2017年10月31日
田代川水門	宮古市田老字川向	2021年3月31日
鍬ケ崎1~4号陸閘	宮古市臨港通	2020年9月30日
鍬ケ崎5~6号陸閘	宮古市港町	2020年9月30日
鍬ケ崎7~9号陸閘	宮古市日立浜町	2020年9月30日
藤原1～5号陸閘	宮古市藤原三丁目	2020年3月30日
藤原6～9号陸閘	宮古市磯鶏第4地割	2020年3月30日
神林水門	宮古市磯鶏第4地割	2017年7月31日
神林3号陸閘	宮古市磯鶏二丁目	2017年7月31日
高浜1号陸閘	宮古市高浜二丁目	2017年7月31日
高浜2号樋門	宮古市高浜第8地割	2017年7月31日
高浜3号樋門	宮古市高浜二丁目	2017年7月31日
高浜2号陸閘	宮古市高浜四丁目	2017年7月31日
津軽石川水門	宮古市津軽石第2地割	2018年12月8日
橋場川樋門	宮古市赤前第8地割	2020年10月30日
里陸閘	宮古市重茂第6地割	2017年12月15日
大沢川水門	下閉伊郡山田町大沢第2地割	2021年3月31日
関口川水門	下閉伊郡山田町山田第2地割	2022年12月23日
織笠川水門	下閉伊郡山田町織笠第11地割	2022年12月23日

当管内では、34箇所の水門・陸閘を自動閉鎖システムにて運用する予定としております。
　そのほか、宮古水産振興センター、宮古市及び山田町管理の水門・陸閘においても、自動閉鎖システムを使用している箇所があります。（水産振興センター:水門2/陸閘9、宮古市:水門1/陸閘3、山田町:陸閘1）

水門・陸閘自動閉鎖システム運用開始施設　位置図

宮古市内　位置図

山田町内　位置図

地区別施設位置図

• 摂待地区海岸(宮古市)
• 田老地区海岸(宮古市)
• 宮古港海岸　鍬ヶ崎地区(宮古市)
• 宮古港海岸　藤原埠頭(宮古市)
• 神林地先海岸(宮古市)
• 高浜地区海岸(宮古市)
• 津軽石地区(宮古市)
• 里地先海岸(宮古市)
• 大沢地区(山田町)
• 山田地区(山田町)
• 織笠地区(山田町)