知事からのメッセージ 平成30年2月

ページ番号1069842  更新日 令和5年12月5日

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平成30年2月16日

 2月16日、東日本大震災津波により被災した岩手県立高田病院の新築落成式を開催しました。

県立病院は、昭和25年の発足以来、「県下にあまねく良質な医療の均てんを」という創業の精神の下、地域医療から高度・専門医療に至るまで広く県民の医療の確保に努めてきましたが、東日本大震災津波により、県立病院をはじめ多くの医療機関が被災し、沿岸地域の医療提供体制は崩壊の危機に直面しました。

県立高田病院も4階天井付近まで津波が押し寄せ、全ての医療機能を失いましたが、全国からの医療支援チームをはじめ多くの皆様からご支援を頂きながら、仮設病院で地域医療を守り続けてきました。

新しい県立高田病院は、基幹病院である県立大船渡病院をはじめ他の医療機関や地域との連携の下、災害に強い病院としてスタートを切ります。今回の県立高田病院の開院により、県立大槌病院、県立山田病院と合わせ、被災した県立3病院がすべて再建されます。引き続き、「地域医療の再生」、そして「暮らしの再建」に全力で取り組んでいきます。 

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平成30年2月25日

2月25日、久慈市で開催された「第5回北いわて学生デザインファッションショー」に出席しました。

このファッションショーは、北いわてに集積している縫製業のイメージアップを図るとともに、県内外のアパレルメーカーへの情報発信を行い、若い世代の皆さんに地元縫製業への理解を深めていただくことを目的に開催しているものです。

ファッションショーでは、岩手県及び青森県三八地域の生徒・学生を対象にデザイン画を募集し、その中から奨励賞及び優秀賞として選ばれたデザイン画をもとに北いわての縫製事業者が制作した作品を披露しました。

また、文化ファッション大学院大学の指導をいただきながら、「北いわて仕立て屋女子会」のメンバーが、自らデザイン・制作したドレスやジャケットを、女子会の活動成果として発表したほか、文化ファッション大学院大学の学生のデザインによる、岩手の染め織り生地を使用した作品も紹介されました。

さらに、スペシャルゲストとして、久慈市にゆかりのある「のん」さんを迎え、「のん」さんがデザインし、久慈市内の縫製事業者が共同で制作した服が披露されました。モデル役は地元の久慈東高等学校の生徒さんが務めました。

今後も、県北地域の主要なものづくり産業である縫製業の振興について、北いわてアパレル産業振興会をはじめ、関係企業や団体の皆様と一体となって、取組を進めていきます。

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