環境保健研究トピック

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ページ番号1015817  更新日 令和5年4月26日

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 当センターの研究成果や取組につきましては、広報誌「環保研聞録~I-RIEP Journal」により定期的に公表しているところですが、より詳しくタイムリーにお知らせするため「環境保健研究トピック」を随時発行しております。

R1-1 環境保健研究センター研究員が有機フッ素化合物研究で博士の学位を取得しました

2019年9月20日(金曜)に、環境科学部の岩渕勝己上席専門研究員が「有機フッ素化合物の環境中及びラット体内における動態に関する研究」により岩手県立大学から博士の学位を授与されました。 有機フッ素化合物に係る長年の研究成果を取りまとめ成果です。

H30-2 有機フッ素化合物に係る研究成果を国際学会で発表しました

当センターでは、2018年11月4日(日曜日)~8日(木曜日)にアメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメントで開催された「SETAC North America 39th Annual Meeting」において、2016年度より大学や地方環境研究所等と行っている共同研究に関する研究成果を発表しました。

H30-01 2016年に県内で初めて分離確認されたC型インフルエンザウイルスの研究を専門誌に発表しました

当センターでは、国立感染症研究所が発行する国際学術雑誌である「Japanese Journal of Infectious Diseases(JJID)」の9月掲載分に、2016年に岩手県で初めて分離されたC型インフルエンザウイルスの性状解析について疫学報告として発表しました。
今回分離された2つの株の解析により、2016年に国内で内部遺伝子の組成が異なる2つのタイプのC型インフルエンザウイルスが共存していたことが示唆されました。

H29-04 釜石市で発生した林野火災に伴う微小粒子状物質(PM2.5)の変動を解析しました

 当センターでは、平成25年度から微小粒子状物質(PM2.5)の濃度及び成分について常時監視を実施しデータ解析を行っています。
 このたび、本年5月に釜石市で発生した林野火災に伴うPM2.5の変動について当時の気象状況等を踏まえた解析を行いました。

H29-03 環境学習交流センターでの業務紹介 水生生物を指標とした「いわての河川の水質」について紹介しています

当センターでは、県民の皆様に業務や研究の取組を知っていただくため、環境学習交流センター(アイーナ5階)の協力により、7月中旬まで展示コーナーを設置しています。
今回は、「いわての河川の水質」をテーマに、30年以上の歴史と延べ14万人以上の参加者により毎年作成されている「河川水質マップ」の取組を通じて岩手県内の河川の水質について紹介しています。

H29-02 ヒトスジシマカ生息リスクマップを作成しました

デング熱やジカ熱等のウイルス性疾患を媒介するヒトスジシマカは、地球温暖化などにより生息域を北に拡大しつつあり、県内の生息北限は盛岡市とされています。当センターでは平成21年から継続している蚊類の調査結果と気温等のデータから、統計モデリング手法を用いてヒトスジシマカの生息条件を解析し、このほどヒトスジシマカの生息リスクマップ(岩手県)を作成しました。

H29-01 「岩手県新人保健師研修の評価に関する調査」報告書を発刊しました

当センターは、岩手県立大学地域政策研究センターとの地域協働研究(地域提案型)により、岩手県が実施する新人保健師研修の受講者らを対象に受講1年後の研修効果の測定とインタビュー調査を行いました。このたび、その結果をとりまとめ「岩手県新人保健師研修の評価に関する調査」報告書を発刊しました。
今回の調査により、研修の成果と課題が明らかになったことから、今後、研修方法の改善を行うことで、より質の高い効果的な研修を開催することが可能になりました。

H28-07 絶滅危惧植物アツモリソウ野生株の移植に国内初成功

当センターでは、絶滅が危惧されるアツモリソウの野生株の移植に国内で初めて成功し、その結果について自然環境復元学会第17回大会で発表しました。
今回の取組みにより、まとまった野生株の交配によって遺伝子的多様性が復元し、現在よりも健全なアツモリソウの自生地の再生が期待できます。

H28-06 環境学習交流センターでの業務紹介・第3弾 水生生物を指標としたいわての河川の水質について紹介しています

当センターでは、県民の皆様に業務や研究の取組を知っていただくため、環境学習交流センター(アイーナ5階)の協力により、11月下旬まで展示コーナーを設置しています。
今回は、「いわての河川の水質」をテーマに、30年以上の歴史と延べ14万人以上の参加者により毎年作成されている「河川水質マップ」の取組を通じて岩手県内の河川の水質について紹介しています。

H28-05 特定健診・特定保健指導従事者研修『一定の研修-基礎編・技術編・計画評価編-』を開催しました

当センターでは、「健康いわて21プラン(第2次)」の推進に向けて、医療保険者(市町村国保、健康保険組合、共済組合等)が実施する「特定健診・特定保健指導」事業の円滑な推進と生活習慣病対策を効果的に推進できる人材育成を支援するため、事業従事者を対象とした研修を隔年で開催しています。今年度、延べ3日間にわたって『一定の研修-基礎編・技術編・計画評価編-』を開催しましたので紹介します。

H28-04 平成28年度第1回岩手県感染症検査ネットワーク研修会を開催しました

当センターでは、感染症対策関係機関の相互連携と検査技術・精度管理の向上を目的に岩手県感染症検査ネットワーク会議の事務局として、平成14年から毎年、研修会を開催しています。
7月2日に開催した第1回研修会では、トピック講演「熊本地震に係るいわて感染制御支援チーム(ICAT)活動報告」の後、実習「グラム染色コース」及びディスカッション方式による「グラム染色を活用した症例検討コース」の2コースに分かれて実践的な研修を開催しました。

H28-03 絶滅危惧植物 コマクサの大量増殖技術の開発に成功(2016年7月14日)

このたび、自生するコマクサを大量増殖させるための新技術の開発に成功し、原著論文が「薬用植物研究」に掲載されました。
今回の研究成果は、絶滅危惧植物コマクサの保存はもとより、野生植物資源利用の研究分野においてもコマクサを新たな材料にした有用物質の発見を支える極めて有用な技術になります。

H28-02 環境学習交流センターでの研究紹介・第2弾 ヒトスジシマカに関する研究の取組を紹介しています(2016年7月5日)

県民の皆様に研究の取組を知っていただくため、環境学習交流センター(アイーナ5階)の協力により、7月中旬まで展示コーナーを設置しています。

今回は、「ヒトスジシマカ」をテーマに、県内に生息する蚊の標本や顕微鏡で拡大したヒトスジシマカの写真の展示など、研究の取組を分かりやすく紹介しています。

H28-01 翼開長(よくかいちょう)約2mの原寸大「イヌワシポスター」も登場! 環境学習交流センターで研究の取組を紹介(2016年6月16日)

県民の皆様に研究の取組を知っていただくため、  環境学習交流センター(アイーナ5階)の協力により、7月中旬まで展示コーナーを設置しています。
今回は、「イヌワシ」をテーマに、実物大のイヌワシポスターの展示をはじめ、研究の  取組を分かりやすく紹介しています。

H27-01 新いわてレッドデータブックAランク登載 「オオアカバナ」被災地調査で県内初確認し、保護(2016年1月14日)

当センターでは、絶滅の危機に直面した植物の保護に取り組んでいます。
今回は、2011年に東日本大震災の津波による希少植物の被害状況を調査していた際に、岩手県北部の沿岸でみつけたオオアカバナを紹介します。
オオアカバナは環境省レッドデータブックにおいて絶滅危惧2類に指定されています。他県では、秋田県と石川県で絶滅しており、福島県で絶滅危惧2類、新潟県で絶滅危惧1類、長野県で絶滅危惧1A類に指定されるなど、とても貴重な植物です。

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このページに関するお問い合わせ

岩手県環境保健研究センター 企画情報部
〒020-0857 岩手県盛岡市北飯岡1-11-16
電話番号:019-656-5666 ファクス番号:019-656-5667
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。