岩手と沖縄(石垣)との「かけはし交流」
岩手と沖縄(石垣)との20年に及ぶ「かけはし交流」をご紹介します。
平成5年、岩手県の水稲作況指数は、わずか「30」という未曾有の大冷害に見舞われました。
このため、岩手では翌年の種もみの確保が困難となり、沖縄県の石垣島で「種もみ緊急増殖事業」を実施することになりました。
この間、岩手県からも職員を派遣して現地との調整を行いながら、沖縄県や石垣市などの関係者の温かいご支援により、みごと種子の確保に成功しました。
こうしたご縁で、岩手と沖縄(石垣)との交流が活発に行われるようになり、農業分野だけでなく、スポーツ(マラソン交流)や教育関係(八重山高校と盛岡第四高校の姉妹校交流)など、幅広い分野で交流の輪が広がり、20年という時が経過した今も、脈々と受け継がれています。
故・高橋洋介氏と故・菅原邦典氏の顕彰碑
平成25年1月26日(土曜日)、沖縄県石垣市の真栄里(まえさと)公園において、「種もみ緊急増殖事業」の陣頭指揮をとった故・高橋洋介氏(当時農政部長、元岩手県副知事)と故・菅原邦典氏(当時石垣島派遣職員)の功績を讃え、岩手県と沖縄県から出席した多くの関係者が見守る中、顕彰碑の建立式典が行われました。
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