早池峰ダムの目的
早池峰ダムの目的について
早池峰ダムは、一級河川稗貫川上流域の岩手県花巻市大迫町内川目第10地割24番11号に(昭和53年4月予備調査を開始し平成12年3月完成)多目的ダムとして建設されました。
洪水時や雪どけ等の水の多い時期に水を貯め、渇水など水が必要な時期に貯めた水を放流するという役割を持っています。
放流される水は発電に利用された後、農業用水、水道用水、工業用水などに利用されています。
洪水調節
洪水時に流入する流量320立方メートル毎秒のうち280立方メートル毎秒の洪水調節を行い、稗貫川沿川地域の水害に備えています。
発電
早池峰発電所では、最大出力1,400キロワットの発電を行っています。(岩手県企業局)
流水の正常な機能の維持
ダム地点下流の稗貫川沿川の既得用水の補給を行う等、流水の正常な機能の維持を図っています。
水道用水
花巻市大迫町内の水道用水として稗貫川から一日当たり1,000立方メートル(0.0116毎秒)の取水を行っています。(花巻市水道事業所)
工業用水
北上工業団地に、北上川右岸二子町地点において工業用水として一日当たり21,600立方メートル(0.25立方メートル毎秒)の取水を行っています。(岩手県企業局)
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