みんなで支えよう地域の医療

～医療機関の適正な受診にご協力ください～

   「夜間の方が空いているから」、「待ち時間が短いから」などの理由で、軽い症状で休日や夜間に病院の救急外来を受診すると、救急外来が混み合い、命にかかわるような重症患者の対応が遅れてしまうことが心配されます。
　また、病院の医師等のスタッフが疲へいし、身近な地域の救急医療体制が維持できなくなるおそれもあります。
　ついては、医療機関の適正な受診について、みなさまのご理解とご協力をお願いします。
　急な病気やけがをしたとき、誰もがついあわててしまいがちですが、普段からそのような急な事態に備えておくことが大切です。

　かかりつけ医を持つ

  かかりつけ医とは、病気になったときや日ごろの健康に不安を感じたときなどに相談できる身近な診療所の医師のことです。
　自宅近くに「かかりつけ医」をもちましょう。
　体の不調を感じたときは、早めに「かかりつけ医」に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。

できるだけ昼間の診療時間内に受診する

 夜間や休日の救急医療は、緊急事態に備えるためのもので、本来の診療時間とは異なり、少人数の診療体制となっています。
 本当に治療を必要とする人への対応ができるよう気軽に受診することは避けましょう。

救急車の適正利用にご協力を

   緊急性がない救急車の利用が多くなると、本当に必要な人へ速やかに救急車を出動させることができなくなります。
　大切な命を救うため、本当に必要なときに救急車を利用しましょう。
　ただし、傷病者の様子や事故の状況から、急いで病院へ連れて行ったほうがよいと思ったときは、迷わず119番通報してください。

【地域医療出前講座について】

  地域医療の現状や一人ひとりができる取組み等について出前講座を開催しています。

• 説明者
  岩手県中部保健所職員
• 開催場所及び時間
  申込に応じて30分程度で随時開催
• 申込
  地域医療出前講座の開催を希望する場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。