豊沢ダム
豊沢川地区は、奥羽山地と北上川の間にあり、奥羽山地から流出する諸河川が形成する扇状地上の水田地帯です。
古来より水不足で干ばつ時には、騒動が、絶えませんでした。
そこで大正時代より大規模な溜池の構想が、持ち上がりダム建設運動が開始されました。その運動の中心となったのが平賀千代吉氏でありました。
事業は、昭和16年より岩手県の「岩手県営稗和西部用水改良事業」として開始されたが太平洋戦争の勃発により工事は、中断されました。
その後、昭和24年から農林省の「国営豊沢川農業水利事業」として再開され数々の困難経て昭和36年に豊沢ダムは、完成しました。
昭和24年7月 豊沢川農業水利事業認可
昭和24年10月 起工式
昭和29年 施工業者 鹿島建設に決定
昭和30年 堰堤定礎式
昭和35年12月 仮貯水式
昭和36年5月 竣工式
昭和37年7月 管理委託協定締結 岩手県管理となる。
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