令和元年度第4回公共事業評価専門委員会の会議結果及び議事録

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ページ番号1023736  更新日 令和1年11月14日

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令和元年度第4回岩手県公共事業評価専門委員会

開催日時

令和元年9月11日(水曜日)  14時00分から16時40分

開催場所

エスポワールいわて 3階 特別ホール (盛岡市中央通一丁目1-38)

出席者

山本清仁専門委員長、泉桂子副専門委員長、石川奈緒委員、小笠原敏記委員、清水真弘委員(6名中5名出席)

 

議題及び報告事項

議事

ア 公共事業の再評価に係る答申案について

  • 答申案の検討の前に、道路建設課から前回審議での説明内容について訂正があった。
  • 委員長から、答申案について説明があり、全ての事業について「事業継続」とした県の評価は妥当であるとした上で、公共事業評価に当たっての留意事項として、「事前評価に当たっては、過去の類似事例を参考に調査・設計を行うなどにより、事業着手後に事業費の著しい増額が生じないよう努めることを提言します」という趣旨の提言を付すことが了承された。

イ 公共事業の事後評価結果の報告について

経営体育成基盤整備事業(徳田第二 矢巾町)
  • 農村建設課から事後評価内容について説明があり、その後、質疑等が行われた。
  • その結果、継続して検討が必要な課題等は出されなかった。

■ 専門委員からの主な質問、意見は次のとおり

(質疑):本事業についてのアンケート回答者の多くが高齢者であるが、「総括的なコメント」にあるような、担い手の確保・育成は本当に図られているといえるか。

(回答):若い世代が少ないというのは御指摘のとおりの部分もあるが、この地域の農地が継続的に利用され、守られていくために、若い世代に限らずさまざまな年齢・形態の働き手を「担い手」と捉え、確保・育成に取り組んだもの。

漁港整備事業(野田漁港 野田村)
  • 漁港漁村課から事後評価内容について説明があり、その後、質疑等が行われた。
  • その結果、継続して検討が必要な課題等は出されなかった
■ 専門委員からの主な質問、意見は次のとおり

(質疑):本事業は勾配を3.8%として整備されているが、一般的に望ましい基準はどれくらいか。また、これ以上勾配を緩やかにすると何か障害があるのか。

(回答):一般的には2~3.3%が望ましいとされているが、物揚場背後の高さと物揚場前面の天端の高さを勘案し、現在の勾配とした。さらに勾配を緩くする場合、物揚場前面の天端を嵩上げすることになり、干潮時の陸揚作業がやりにくくなることが懸念される。

道路環境改善事業(交通安全施設整備)(盛岡環状線 滝沢市)
  • 道路環境課から事後評価内容について説明があり、その後、質疑等が行われた。
  • その結果、継続して検討が必要な課題等は出されなかった。

■ 専門委員からの主な質問、意見は次のとおり

(質疑):住民へのアンケートでは、「事業完了まで年数がかかりすぎである」という意見もあるが、当初計画から事業期間を5年延長したのはなぜか。

(回答):当初、歩道のみのボックスカルバート整備で事業期間を設定していたが、計画を車道と歩道のボックスカルバート整備に変更したことから事業期間が延長した。また、計画変更に伴い、IGRとの協議にも時間を要したもの。

ウ 令和2年度以降の公共事業評価及び大規模事業評価の進め方等について

  • 事務局から令和2年度以降の進め方について説明があり、事務局案が了承された。

エ 公共事業及び大規模事業の事後評価実施計画の策定について

  • 事務局から事後評価実施計画について説明があり、事務局案が了承された。

オ 公共事業評価実施要領等の一部改正について

  • 事務局から公共事業評価実施要領等の一部改正について説明があり、質問・意見等は出されなかった。

議事録

傍聴者人数

一般 0人
報道 1社

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