環境保全・クリーンエネルギー導入促進積立金

　電気事業の剰余金を活用して地域貢献に寄与し、併せて企業局業務に対する県民理解を深める目的で、平成17年度の特別利益等を原資とする「環境保全・クリーンエネルギー導入促進積立金」を平成18年度に創設しました。

　積立金は、環境保全事業や新エネルギー導入促進事業等の費用として一般会計に繰出すほか、市町村支援などの企業局の自主事業の財源として活用しています。

積立金の原資等

原資

　平成17年度の盛岡駅西口用地の売却に伴う特別利益等3億円を原資として創設しました。その後、電気事業の利益の一部を積み立てています。

積立金活用事業

企業局の自主事業　クリーンエネルギー導入支援事業（平成27年度まで）

　岩手県内におけるクリーンエネルギーの導入促進や普及啓発を通じて地域に貢献することを目的とし、市町村等が地域内の公共施設にクリーンエネルギー設備を導入する場合の経費を支援するものです。
注：クリーンエネルギー導入支援事業は、平成28年度から毎年度の事業収益を原資とする事業に整理されました。

一般会計への繰出し

　電気事業に密接に関連があり、二酸化炭素削減など明確な効果の発現が期待できる事業で、原則新エネルギーの導入促進または省エネルギー機器の導入促進に寄与する一般会計事業への繰出しをするものです。