献血についてよくある質問
岩手県の献血者数はどのくらい?
献血にご協力いただいた方の人数は、令和2年度は44,524人です。令和2年度の内訳は、成分献血者13,062人、400ミリリットル献血者30,046人、200ミリリットル献血者1,416人です。
血液は不足している?余っている?
血液は不足しています。血液製剤の一部については、その原料等を海外から輸入しているのが現状です。献血者数は年々減少しており、今後、高齢化の進展により輸血等を必要とする人が増加する一方、献血が可能な年齢層の人口が減少することを考慮すると、このままでは、ますます血液が不足することになってしまいます。
献血は怖い?
怖くありません。献血をする時に使われる針や血液のバッグなどは、献血者一人ごとに新しいものと交換されますので、ほかの献血者から肝炎やエイズなどの病気がうつる心配は絶対にありません。また、献血後の車の運転や軽いスポーツ、軽い晩酌もさしつかえありません。
献血にはどんな方法があるの?
献血には次の方法があります。
- 成分献血
成分献血装置を用いて、自動的に血液中の血しょうや血小板といった成分だけを採血する方法です。回復の遅い赤血球成分は献血者にお返ししますので、体への負担が軽く、1週間から2週間の間隔で献血できます。 - 全血献血(200ミリリットル献血・400ミリリットル献血)
私たちの体内の血液の量は、個人差はありますが、およそ男性は体重の約8%、女性は体重の約7%といわれています。体重50キログラムの人で男性は約4000ミリリットル、女性は約3500ミリリットルになります。医学的には、普通の人は体内の血液量の15%以内(体重50キログラムの男性で600ミリリットル、女性で525ミリリットル)が失われても身体上何ら問題はありません。
献血は誰でもできるの?
18歳から(200ミリリットル献血は16歳から、男性の400ミリリットル献血は17歳から)69歳(64歳までに献血したことのある方)のどなたでも献血できます。ただし、受付時に血色素量(ヘモグロビン濃度)が一定以下の人などは献血により健康状態が不安定になるおそれがあるため献血できないことになっています。献血は体調の良い時に。
患者さんをHIV(エイズウイルス)感染から守るために
次に該当する方は絶対に献血をしないでください。
- エイズ検査が目的の方
- この1年間に次のいずれかに該当することがあった方
- 不特定の異性と性的接触をもった。
- 男性どうしの性的接触があった。
- エイズ検査(HIV検査)で陽性と言われた。
- 麻薬・覚醒剤を注射した。
- 上記1から4に該当する者と性的接触をもった。
献血をするにはどこへ行けば良いの?
献血ルームメルシーのほか、献血車まごころ号が県内各地を巡回しています。お昼休みに、仕事中に、学校の帰りに、買い物のついでに、献血車が皆さんのお近くにおじゃましたときは、ぜひ、献血にご協力ください。
- 献血ルーム メルシー
盛岡市大通り二丁目3-7 CT33ビル4階
電話:0120-133343 - 献血車まごころ号
運行日程は、岩手県赤十字血液センターのホームページ、市町村広報誌等をご覧ください。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 健康国保課 薬務担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5467 ファクス番号:019-629-5474
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。