食品中の放射性物質の規格基準の設定
食品中の放射性物質については、東京電力福島第一原発事故後の平成23年3月17日、厚生労働省が暫定規制値を設定し、これに基づき、食品の回収や出荷制限等の措置を行ってきました。
その後、平成23年10月27日に、食品安全委員会から食品健康影響評価が出されたことも踏まえ、食品の安全と安心をより一層確保するため、食品から許容することのできる放射性セシウムの線量を、現在の年間5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに引き下げることを基本とした、新たな基準値の設定について、平成23年12月22日の厚生労働省の薬事・食品衛生審議会放射性物質対策部会で基準値案が了承されました。
その後、厚生労働省によるパブリックコメントや説明会が実施され、平成24年2月24日、薬事・食品衛生審議会から基準値案が適当である旨の答申があり、平成24年4月1日からの新基準値が施行となりました。
放射性セシウムの新規格基準について
暫定規制値(平成23年3月17日から平成24年3月31日まで)
- 飲料水
暫定規制値:200Bq/Kg - 牛乳・乳製品
暫定規制値:200Bq/Kg - 野菜類(根菜・芋類を含む)
暫定規制値:500Bq/Kg - 穀類
暫定規制値:500Bq/Kg - 肉・卵・魚・その他
暫定規制値:500Bq/Kg
規格基準(平成24年4月1施行)
- 飲料水
規格基準:10Bq/Kg - 乳児用食品
規格基準:50Bq/Kg - 牛乳
規格基準:50Bq/Kg - 一般食品
規格基準:100Bq/Kg
参考(厚生労働省ホームページより)
東日本大震災関連情報
食品中の放射性物質の検査について
平成23年12月22日付け事務連絡(厚生労働省医薬食品局食品安全部)
食品中の放射性物質の規格基準の設定について
平成23年12月22日
薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放射性物質対策部会資料
平成24年2月24日
薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会及び薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放射性物質対策部会資料
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