令和6年度岩手県環境保全活動知事表彰

ページ番号1079151  更新日 令和6年11月30日

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令和6年度 岩手県環境保全活動知事表彰 受賞者

環境保全部門

 環境保全に関し、普及啓発活動その他公共的活動等を行ったもの等で、特に顕著な功績のあったものを表彰するものです。

奥州市環境市民会議奥州めぐみネット(奥州市)

・ 奥州市環境基本計画に掲げる目指すべき環境像「未来を見つめる100年循環都市 地球と共存する奥州(まち)」の実現に向け、平成22年から環境学習事業の実施、環境保全に関する啓発活動等の取り組みを市と協働で行うことにより、奥州市環境基本計画の推進に寄与。
・ 所属会員の特性、資格などを生かし、自然環境、リサイクル、温暖化対策、SDGsなど環境保全分野に関連する多種多様なテーマを基に、環境イベントの企画、実施、講師派遣等をおこない、広く市民等に対し学びや実践の場を提供。

大船渡市立越喜来小学校(大船渡市)

・ 同小学校は、北里大学海洋生命科学部との連携事業「川の楽校」により、2002年から水生生物の観察・調査を継続して実施。
・ その他、森川海の繋がりを題材とした森林学習や、越喜来浪板海岸の清掃活動を継続して実施。
・ これらの環境教育の取組みにより、児童の動植物愛護や環境保全の精神が育くまれており、さらには三陸町地域における流域の環境保全意識の向上に寄与。

 

 

環境美化・循環型社会形成推進部門

 緑化、浄化、清掃等地域環境の美化活動に努めたものや廃棄物等の発生抑制、資源の循環的な利用及び適正処分の推進に関する活動や普及啓発を行ったもの、廃棄物関係事業者における適正処理の確保に努めたもの、浄化槽によるし尿及び雑排水の適正処理の推進若しくは浄化槽の普及又は機能の向上に努めたもの等で、特に顕著な功績のあったものを表彰するものです。

遠藤 眞由美(盛岡市)

・ 平成17年度以来、盛岡市きれいなまち推進員として、ごみ集積場所の管理指導や地域でのごみ減量・資源再利用に関する啓発等を行い、地域及び盛岡市のごみ処理の適正化を図り、地域の生活環境の向上に尽力。
・ 現在も環境美化活動に寄与し、地域のリーダーとして活躍。

兼田 忠康(久慈市)

・ 平成16年に久慈港運株式会社の代表取締役に就任して以来、港湾運送から産業廃棄物及び一般廃棄物の収集運搬や浄化槽維持管理など幅広い業務を適切に運営することにより、久慈地域の環境美化に大きく貢献。
・ 令和元年に久慈港運株式会社が久慈港環境美化協会の会長となって以降、同社の代表取締役としてリーダーシップを発揮し、久慈港の清掃活動や地元老人クラブの清掃活動と連携する等により、久慈港の美化や地域活性化に大きく貢献。

杉本 裕樹(宮古市)

・ 平成22年5月に公益社団法人岩手県浄化槽協会理事に就任して以来、協会の健全な運営に尽力。
・ 東日本大震災の混乱期において、被災地の理事として法定検査の円滑な推進に尽力。
・ 平成25年4月の公益法人化に当たり、理事として理事会の円滑な運営に寄与。
・ 平成11年に株式会社宮古衛生社に入社して以来、浄化槽を始めとする水処理事業に卓越した手腕を発揮。

千葉 智英(北上市)

・ 平成8年に株式会社八重樫組の取締役に就任して以来、28年余に渡り産業廃棄物の適正処理に尽力し、建設解体部門と産業廃棄物処理部門との一貫した管理体制により高品質な再資源化に貢献。
・ 平成25年に一般社団法人岩手県産業資源循環協会理事、令和2年に副会長に就任して以来、研修業務の公開化を行うなど、業界全体の資質向上に貢献。
・ 同協会の青年部会において、平成24~30年に県部会長、北海道・東北ブロック協議会会長、全国協議会役員等を歴任して、後進の育成に尽力。

 

自然保護部門

 自然環境保全地域及び鳥獣保護区等の保全や、自然公園の保護及び適正な利用指導等自然保護活動において、特に顕著な功績のあった個人又は団体を表彰するものです。

泉山 節夫(二戸市)

・ 平成17年から長年にわたり、鳥獣保護管理員及び鳥獣保護巡視員として、野生鳥獣の生息環境を保全するため、鳥獣保護区等に指定されている区域内の保全管理に努めるとともに、鳥獣保護思想の普及啓発を積極的に実施。
・ 狩猟事故及び違反を防止するため、狩猟及び有害鳥獣捕獲の期間における巡視活動等を計画的に実施し、狩猟者に対して積極的に指導啓発を実施。

 

地球温暖化防止部門

 地球温暖化防止に資する活動を実践しているものや地球温暖化に関する教育活動を実践しているもの、温室効果ガスの排出を低減する技術開発や製品化を行ってきたもの等で特に顕著な功績のあったものを表彰するものです。

いわて県北クリーン株式会社(九戸村)

・ 産業廃棄物処理業を営んでおり、環境経営方針を平成22年に定めて以降、二酸化炭素の排出量削減等に係る取組を継続して実施。
・ 平成22年に環境省が策定した環境経営システムである「エコアクション21」の認証を受け、蒸気タービンを利用した発電に取り組み、施設内で使用する電力の全量供給および余剰電力の売電を実施。
・ その他、社員による清掃ボランティア活動、児童や生徒の環境学習の受け入れ等により地域社会に貢献。

高橋 良和(雫石町)

・ 平成15年4月から20年以上県の地球温暖化防止活動推進員として、地球温暖化防止の普及啓発を多年にわたり実施。
・ 地球温暖化対策に係る知見を有し、令和5年からは町の環境推進会議委員(令和6年からは会長)を務め、町民・事業者・行政が協働しての持続可能な社会構築に向けて活動を継続。

 

水環境・水資源部門

 水環境の保全に関する活動、総合的な水資源の開発・利用等に関する活動や水資源保全、涵養に関する活動に努めたもの等で、特に顕著な功績のあったものを表彰するものです。

室根町第19区自治会(一関市)

・ 平成4年度から津谷川の草刈りやごみ拾いを毎年実施するなど、水環境の保全に貢献。
・ 平成4年度から津谷川下流の小泉川鮭増殖組合と「上流と下流の交流活動(鮭の放流活動等)」を行い、水資源確保のための普及啓発活動を継続して実施。
・ 平成21年度から地区の子供会とともに水生生物調査を実施するなど、水環境保全に係る意識醸成に寄与。

 

贈呈式

 岩手県環境保全活動知事表彰式は、令和6年11月30日(土曜)に いわて県民情報交流センター(アイーナ)にて実施しました。

写真:令和5年度岩手県環境保全活動知事表彰1
1段目:(左から)奥州市環境市民会議奥州めぐみネット(副代表)様、大船渡市立越喜来小学校(校長)様、大畑 光宏 環境生活部長、遠藤 眞由美 様、兼田 忠康 様
2段目:(左から)杉本 裕樹 様、千葉 智英 様、室根町第19区自治会(会長)様、高橋 良和 様、いわて県北クリーン株式会社(事業所長) 様

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