いわて暮らしの文化特別知事表彰
いわて暮らしの文化特別知事表彰は、長年にわたる県民の日常生活に密着した文化的・芸術的な活動を通じ、岩手ならではの文化の創造に貢献するとともに、本県の文化芸術の魅力を県内外に広く発信してきた個人又は団体を表彰するもので、平成30年度からを実施しています。
令和5年いわて暮らしの文化特別知事表彰 受賞者
令和5年度は、以下の2団体、個人2名の方が受賞しました。
西部 邦彦(Jazz Bar「すぺいん倶楽部」オーナー)
音楽活動を行う傍ら、昭和47年に盛岡市に「西班牙館(すぺいんやかた)」を創業。現店名「Jazz Barすぺいん倶楽部」として、これまでに国内外一流ミュージシャンのLIVEを多い時には年間約100公演実施し、ホームページにおいてLIVE情報を発信するなど、長年にわたり岩手の音楽文化の牽引役としてその発展に貢献している。
照井 由紀子(「ジャズタイムジョニー」経営者)
昭和50年に陸前高田市に「ジャズタイムジョニー」を開店し、ジャンルを問わないライブ興行イベントを積極的に展開した。
平成23年の東日本大震災津波により店舗が流失したものの、同年8月には仮設店舗により営業を再開、県内外から支援が寄せられる中、営業を継続し、令和3年に本設営業を開始する。
長年、地域の文化サロン的な役割を果たしてきたほか、震災後は被災者の心の拠りどころとなる「場」を提供し、震災からの復興にも大きく貢献している。
御所湖川村美術館
平成7年に雫石町に開館し、国内でも珍しい東欧絵画や彫刻を中心とした常設展示や年4回の企画展の開催のほか、移動美術館として所蔵作品の貸し出しを行うなど、県民の身近な場所で普段はなかなか目にする機会のない珍しい、優れた作品に触れる「場」を提供し、文化芸術の裾野の拡大に貢献している。
株式会社東家
盛岡のそば屋が持ち回りで開催していた「そば屋寄席」の60回以上の長きにわたる開催について中心的役割を担い、落語の鑑賞機会を広く提供している。
令和5年には、ニューヨーク・タイムズ紙「2023年に行くべき52か所」の盛岡市の紹介記事で同店が取り上げられ、ニューヨークにおけるわんこそば大会のほか、盛岡市での初の世界大会や二戸市での第1回フードダイバーシティわんこそば国際大会などを通じて、世界に向けても積極的に岩手の食文化であるわんこそばを発信している。
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このページに関するお問い合わせ
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