いわて暮らしの文化特別知事表彰
いわて暮らしの文化特別知事表彰は、長年にわたる県民の日常生活に密着した文化的・芸術的な活動を通じ、岩手ならではの文化の創造に貢献するとともに、本県の文化芸術の魅力を県内外に広く発信してきた個人又は団体を表彰するもので、平成30年度からを実施しています。
令和6年いわて暮らしの文化特別知事表彰 受賞者
令和6年度は、以下の2団体、個人1名の方が受賞しました。
齋藤 哲子(一関国際交流協会 初代会長)
一関国際交流協会会長として国際交流事業及び外国人支援事業に尽力したほか、北上川リバーカルチャーアソシエーションを通じて、エジプトのナイル川と北上川との姉妹提携を結ぶなど、河川を軸とした国際文化交流に取り組み、多年にわたり本県の国際的な文化交流・文化芸術の推進に貢献した。
また、東日本大震災津波からの早期復興を祈願する「中尊寺レクイエムコンサート」の開催に携わり、ウィーンフィルメンバーによるコンサートを契機とした世界一流の演奏家と子どもたちとの交流機会の創出に貢献した。
喫茶ママ
喫茶店文化が根付く盛岡市において、昭和7年の開店以降90年以上営業を続ける、最も長い歴史のある喫茶店と言われている。
本県出身の彫刻家や画家などが集うサロンや、店内において絵画展を開催するギャラリー喫茶として、創作に取り組む県民の貴重な発表・鑑賞の「場」の提供に貢献している。
塩釜馬具店
大正11年に創業し、農耕馬や馬車の馬具製造のほか、伝統行事「チャグチャグ馬コ」に使用する装束の製造・修理・販売を通じて、本県の馬事文化を長きにわたり支えている。
また、馬具製造で培った技術を活かして生活に密着した様々な革製品を製造しており、山に入る際などに熊よけとして使用する熊鈴は、手づくりの頑丈なつくりと美しい音色で、県内外から支持を集めている。
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このページに関するお問い合わせ
文化スポーツ部 文化振興課 文化芸術担当
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