いわてで働こう宣言
いわてで働こう推進大会(平成28年6月16日(木曜日))に行った、いわてで働こう推進協議会による「いわてで働こう宣言」を掲載します。
全国的に人口減少が進む中、岩手県においても、人口減少への対応や県内産業を支える人材確保対策がこれまで以上に求められています。
このような状況において、県全体で人材確保の取組を進めるべきとの総意のもと、経済団体、産業団体、金融機関、教育機関、労働組合、行政等の関係機関が連携して、若者や女性の県内就職と創業支援の充実を図り、人口減少に歯止めをかけるため、「いわてで働こう推進協議会」が設立されました。
全県的な県民運動として、平成28年6月に初めて開催した「いわてで働こう推進大会」において、若者や女性の県内就業の一層の促進が図られることを期待し、産業界や教育界、そして全ての県民に発信するメッセージとして、「いわてで働こう推進協議会」会長である知事から「いわてで働こう宣言」が宣言されました。
全文
いわてで働こう宣言
県内産業の発展を支える若者や女性の人材確保が大きな課題となる中、復興に取り組む沿岸市町村では、東日本大震災津波後に増加している若者世代があるなど、明るい兆しが見られる。
資源不足の時代に技術革新が起こり、産業が発展したように、この人手不足の時代を岩手の発展のチャンスと捉え挑戦する必要があり、震災からの復興を成し遂げようとしている岩手にはその力がある。
人口減少に伴う人手不足は構造的な課題であるが、この現状を打開するため、例えば、産業界においては労働生産性の向上を図り、雇用・労働の質の向上につなげるなど、各分野における人材の確保・育成に向けて、これまで以上に連携して取り組んでいかなければならない。
若者や女性には岩手の将来を切り拓く大きな可能性があり、地域が協働して育成し、一人ひとりが能力を活かし合うことで、若者や女性は、都会では得られない安心や温かさにあふれたこの岩手の地で生きること、働くことの幸せを実感できる。
私たちは、県民が生きがいを感じながら暮らす、希望に満ちあふれた岩手を実現するために、岩手に住みたい、岩手で働きたい、岩手に帰りたいという若者等の熱い思いに、オール岩手で応えていくことをここに宣言する。
- 県民みんなが活き活きと安心して働くことができるふるさと岩手を創造します。
- 若者や女性がやりがいと生活を支える所得が得られる仕事を創出し、その情報を発信します。
- 自ら学び、自ら実践し、自ら地域に貢献できる人間教育を展開します。
平成28年6月16日
いわてで働こう推進協議会
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