「岩手県棚田地域振興計画」の策定

「岩手県棚田地域振興計画」を策定しました

　岩手県の中山間地域は、県土の約8割を占め、農業の生産活動はもとより、県土の保全や自然環境の維持、地域に根ざした伝統文化の継承などの多面的機能を有し、また、急勾配や農地分散など、不利な生産条件の中で、地域の核となる担い手や、小規模・兼業農家などの多様な経営体が生産活動に携わっています。

　このような農業生産の条件が不利な中山間地域に位置する棚田は、農産物の生産・供給はもとより、その生産活動を通じて、中山間地域における多面的機能の維持・発揮に大きく寄与しています。

　「岩手県棚田地域振興計画」は、貴重な国民的財産である棚田を保全し、棚田地域の有する多面にわたる機能の維持増進を図り、棚田地域の持続的発展及び国民生活の安定向上に寄与することを目的に制定された棚田地域振興法（令和元年法律第42号）第6条の規定に基づき、岩手県における棚田地域の振興を進めていくための基本的な計画として策定したものです。

　計画の内容については、添付ファイルの「岩手県棚田地域振興計画」をご覧ください。