＜令和2年12月4日＞押角トンネルで防災訓練を実施しました！

一般国道340号押角峠工区の押角トンネル（L=3,094m）において、トンネル内で交通事故を想定した防災訓練を実施しました。

一般国道340号押角峠工区 防災訓練 令和2年12月4日

　県が「復興支援道路」として宮古市和井内から岩泉町大川地内で整備を進めている一般国道340号押角峠工区において、トンネル内のコンクリート舗装工事、及び非常用防災設備工事が完成したことから、令和2年12月4日に非常用設備・消火設備の利用や関係機関の連携の確認を目的として、押角トンネル内で交通事故を想定した防災訓練を実施しました。

　当日は、消防（宮古地区広域行政組合消防本部、宮古消防署、宮古消防署新里分署、岩泉消防署）、警察（宮古警察署、岩泉警察署）、宮古市、岩泉町、県（宮古土木センター、岩泉土木センター）の約60人が参加しました。

　訓練では、事故現場における通行規制やトンネル内に設置されている設備を使用した初期消火訓練及び消防による消火訓練に加え、車両内に脱出不能の負傷者がいると想定し、実際に車両を破壊しての救助訓練を行いました。

　

　今回、トンネル内という特殊な状況下において発生した事故への対応、関係機関の連絡系統や連携の確認、及びトンネル内非常用防災設備の運用について、実態に即した訓練を関係機関全体で行なうことができ、大変有意義なものとなりました。