気仙川の環境維持
環境保全に関するイベントの開催状況
『気仙川流域環境フォーラム』
気仙川流域の環境について、親子で共に考えるひとつの機会とすることを目的として、県(大船渡地方振興局土木部)とNPO法人環境パートナーシップいわての協働企画により開催しました。
子どもたちは、森と海をつなぐ魚といわれる「ヒカリ(降海型ヤマメ)」の生態学習や釣り体験などを通じて、環境の大切さを学んでいました。
大人たちは、「環境と子どもたちのために、今できること」をテーマに、地域住民による環境保全活動事例の発表を行いながら、この豊かな自然環境がいつまでも受け継がれていくために必要なこと等について、活発な意見交換がされました。
市民によるボランティア活動
「清流気仙川」として親しまれ、早春はこの地方の風物詩となっている“ヒカリ釣り”。そして 7月1日はアユ釣りファン待望の解禁日、全国から数多くのアユ釣りファンが訪れ、夜明けと同時に釣り糸を垂れております。
この「清流気仙川」は沿川の陸前高田市・住田町の住民ボランティアによる清掃活動によって保たれております。
気仙川中流域の住田町世田米では、解禁日前までに背丈ほども生い茂った水辺の葦をきれいに刈り取って、毎年全国から訪れるアユ釣りファンを迎えており、訪れたアユファンは水と水辺の清らかさに感激しております。
岩手県(河川管理者)の取組み・活動
岩手県では県管理の河川や海岸で、「ゴミ拾い」や「草刈り」などの活動をボランティアで行なってくださる方々を支援しています。
【住田町】毎年春と夏、町民総参加による河川大掃除
「私たちの手で守ろう きれいな気仙川」
9月29日、町民総参加により気仙川の一斉清掃が行われました。
この一斉清掃は、きれいな気仙川を保とうと、昭和47年から毎年行われているものです。
好天に恵まれたこの日は、早朝から多くの町民が参加し、川岸や歩道に散乱していた空き缶やプラスチックごみなどを、ごみ袋いっぱいに拾い集めたり、河川沿いの草刈り作業などで汗を流しました。
なお、今回の河川清掃で、クリーンセンターに持ち込まれたごみの重量は、可燃ごみや不燃ごみなど合わせて、1.7トンにのぼりました。
(住田町 広報すみた 2013年10月号より)
【陸前高田市】気仙川本川・支川沿いの市民による一斉清掃
気仙川を自分たちで守ろう
気仙川一斉清掃が4月30日行われ、本市と住田町の気仙川本支流沿いの住民が、早朝から清掃活動に汗を流しました。
本市では約2800人が参加。川岸や土手の空き缶やビニール類を拾い集めました。ゴミの量は約5.5トン。例年より燃えないゴミが目につきました。
主催した気仙川清流化推進協議会では一斉清掃のほか、啓発リーフレットの作成や研修会などを開催して気仙川の水質保全に取り組みます。(陸前高田市 広報りくぜんたかた 2000年6月号より)
このページに関するお問い合わせ
沿岸広域振興局大船渡土木センター 住田整備事務所 治水整備チーム
〒029-2311 岩手県気仙郡住田町世田米字川向102-1
電話番号:0192-22-8182 ファクス番号:0192-46-3715
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