知事からのメッセージ 平成30年9月
平成30年9月16日
9月16日、釜石市で「平成30年度第2回いわて復興未来塾」を開催しました。
今回は「SDGsを考える~持続可能な地域づくり~」をテーマとしました。このSDGs(エスディージーズ)とは、Sustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標という意味です。
2015年に国連の「持続可能な開発サミット」において国際目標とされ、ここに掲げられる17の目標に全世界が取り組むことによって「誰も取り残されない」世界を実現しようとするものであり、被災地の地域づくりにおいても欠かすことのできない視点です。
基調報告として、一般財団法人CSOネットワーク事務局長・理事の黒田かをりさんにお話しいただきました。また、「持続可能な地域づくり」をテーマとしたパネルディスカッションでは、釜石市総務企画部オープンシティ推進室長の石井重成さん、RAY LAB合同会社代表社員の平舘豊さん、認定NPO法人カタリバ東北復興事業部ディレクターの菅野祐太さん、釜石ローカルベンチャー、一般社団法人根浜MINDの細江絵梨さんから、それぞれの地域づくりの取組についてお話を伺いました。
今回の未来塾は、参加した皆さんと一緒にSDGsへの理解を深め、持続可能な地域づくりについて考える機会となりました。今後も、機会を捉えて、復興や地域づくりについて学び合う場をつくっていきます。
平成30年9月24日
9月23・24日の2日間、「いわて若者文化祭2018」を開催しました。
「いわて若者文化祭」は、次代を担う若者の活躍を支援する施策の一環として、「文化芸術の持つ創造性」と「若者の活力」を融合させ、若者の多様な文化活動を本県の力にするための取組です。
5回目となる今回は「好きなコトで、未来を創る。」をテーマに、いわて若者文化祭2018公式応援サポーターの百岡古宵さんによる開会宣言に始まり、盛岡市出身の声優・佐々木未来さんのトークショーとミニライブを行いました。
また、メイカーズムーブメントの仕掛け人の小笠原治さん、現代文化評論家の宇野常寛さんをお招きし、私も加わり、「地方から未来を創る」と題した座談会を行いました。
座談会では、東日本大震災津波からの復興を経験している岩手ならではの、新しい産業育成のあり方について議論を深めました。
さらに、全国クラスの活躍を見せる岩手の若者を紹介する「いわて若者凱旋ステージ・ギャラリー」を初めて開催し、22組の若き才能が終結したほか、一般公募によるステージ・展示発表では、33団体の若者が出演・出展しました。
今後も、若者の個性と創造性あふれる新しい可能性が大きく開かれるよう、次代を担う若者の活躍を支援していきます。
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