災害復旧実務(現地)研修の開催について(模擬査定)
災害復旧実務(現地)研修会の開催
令和元年5月27日に「災害復旧実務(現地)研修」を砂防災害課と公益財団法人岩手県土木技術振興協会の共催により実施しました。
今回の研修は災害査定時の留意点等を学ぶとともに、実際に被災した現場において模擬査定演習を行うことで災害査定の流れを理解し、今後発生する異常気象等による施設災害に対応する町村職員の技術力向上を目的としています。
当日は砂防災害課から災害復旧事業の基礎知識及び災害査定時の留意点の説明を行った後、全国防災協会の災害復旧技術専門家を招き、初めての取組みとして「模擬査定研修」を行いました。
災害査定を受検したことがない方が参加者の大半を占める中、査定に係る基礎知識や査定の進め方、説明方法を学ぶ積極的な姿勢や実践を意識した講師の細やかな指導により、非常に有意義な研修会となりました。
1.研修概要
- 日程:令和元年5月27日(月曜)10時30分~15時45分
- 場所:(1)一戸町コミュニティセンター:座学研修、模擬査定(査定設計書修正、朱入れ)
(2)災害現場一戸町内 :模擬査定(現地)(事業主体・・・河川災:一戸町、道路災:県) - 講師:(1)座学研修(「災害復旧事業の基礎知識」、「災害査定の留意点について」:砂防災害課
(2)模擬査定(査定官役):全国防災協会災害復旧技術専門家
(災害復旧技術専門家派遣制度の利用) - 出席者:町村職員 10名(今回の研修は試行とし、県内の20町村に対し、案内を行ったもの。)
2.研修の流れ
3.アンケート結果
- 理解度について、参加者全員が「よく理解できた」または「やや理解できた」と回答。
- 難易度について、概ね「簡単であった」または「やや簡単であった」と回答。
- 内容について、参加者全員が「大変役に立った」、「役に立った」と回答。
- 目的達成度について、参加者全員が「達成できた」または「ほぼ達成できた」と回答。
4.研修の振り返り
今回の研修は県内で初めて行われた研修会で手探りの中準備を進めてきましたが、災害復旧技術専門家の方をはじめ、研修会場・模擬査定現場の提供をいただいた一戸町様等、多くの方々の御協力をいただき、無事に研修会を開催することができました。
今回の研修開催を活かし、災害復旧に携わる市町村職員の技術力の向上に役立つよう、今後もこのような機会を設けていきたいと考えています。
5.模擬査定の様子
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このページに関するお問い合わせ
県土整備部 砂防災害課 災害復旧担当
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