宮古港長期構想
策定趣旨
- 岩手県では、平成28年4月に「岩手県港湾利用促進プラン」を策定し、4つの重要港湾における港湾利用の方向性と主要戦略を定め、社会資本や物流インフラの活用により、地域経済の力強い発展に結び付ける取組を進めてきました。
- 宮古港においては、平成12年3月に改訂した宮古港港湾計画に基づき港湾の整備や利用を行ってきましたが、東日本大震災津波後の防災対策や復興道路等の整備、人口減少、トラックドライバー不足、再生可能エネルギーの導入拡大、クルーズ船の大型化や寄港回数の増加などにより、従前の港湾計画の前提となった時期と比べ社会情勢や物流環境が大きく変化しています。
- また、平成30年4月に国土交通省が策定した「港湾の中長期政策『PORT 2030』」の方向性(8本柱)を踏まえて、今後も宮古港が時代の変化に対応した役割を果たしていけるよう、長期的・広域的な視点に立った将来像を検討し、港湾機能の維持・強化を推進していく必要があります。
- そのため、行政だけでなく、地域住民、企業、NPOなど、あらゆる主体が宮古港の将来像を共有し、それぞれの主体がともに連携しながら取組を進めていくためのビジョンとなる長期構想を策定し、構想の実現に向けて施設整備計画となる宮古港港湾計画の改訂を検討し、港湾の整備、利用及び保全を行っていきます。
基本目標
宮古港からいわてを発信 ~つながるヒトとモノ~
未来へ世界へつながる交流拠点港
宮古港の将来像
- 物流・産業 ~地域産業を支える港湾~
- 観光・交流 ~賑わいのある港湾~
- 安全・安心 ~安全で安心な港湾~
- 教育・余暇 ~海に親しむ港湾~
構想実現に向けた主要な取組
- フェリー等の安定就航に向けた環境づくり
- 港湾施設の有効利用による物流の効率化
- 地域産業に資するみなとづくり
- 超大型クルーズ船の受入環境の強化
- クルーズ船等の寄港地としての観光メニューづくり
- 賑わい空間の創出と利用拡大
- 防災拠点機能の強化
- みなとの安全対策
- 海洋性レクリエーション機能の充実
- 余暇活動を楽しむ機会の創出
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このページに関するお問い合わせ
県土整備部 港湾空港課 整備担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5911 ファクス番号:019-629-9130
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