北上川上流流域下水道事業の概要

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ページ番号1010239  更新日 令和6年4月1日

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事業概要

 本県の流域下水道は、昭和50年度に策定された「北上川流域別下水道整備総合計画」により北上川流域内10市町村を対象として、「北上川上流流域下水道」と「磐井川流域下水道」の二つの流域下水道事業を実施することとし、それぞれ昭和49年度と昭和57年度から事業に着手しています。

 北上川上流流域下水道は、盛岡市、滝沢市、雫石町及び矢巾町を対象とする都南処理区と、花巻市及び北上市を対象とする花北処理区並びに奥州市及び金ケ崎町を対象とする胆江処理区の3処理区から構成されています。

 磐井川流域下水道は、一関市及び平泉町を対象とする1処理区となっています。

北上川上流流域下水道事務所の役割と業務

 下水道は、生活環境の改善を図り、衛生的で快適な生活を営むうえで重要な施設であり、公共用水域の水質を保全する重要な役割を担う社会基盤施設です。

 このため、県では北上川流域別下水道整備総合計画で流域下水道として位置付けられた区域を市町と一体となって、計画的かつ積極的にその整備を進めています。

 当事務所は北上川上流流域下水道と磐井川流域下水道の2つの流域下水道事業に関する、計画策定、施設の建設・運転・維持管理に関する業務を行っています。

【所在地】

〒020-0832 岩手県盛岡市東見前3-10-2

【主な業務】

  • 経営総務課:予算経理の総括、企業会計事務、財産管理、維持管理負担金等、工事・委託の入札及び契約、用地取得等
  • 設備課:施設(機械・電気設備)の設計・工事、施設の運転・維持管理
  • 施設整備課:流域下水道事業の計画策定、施設(土木・建築)の設計・工事、工事実施に伴う占用協議等の各種手続

都南処理区

都南浄化センター平面図

 都南処理区は、盛岡市、滝沢市、矢巾町、雫石町の2市2町を対象としており、計画面積約9.9千ha、計画処理人口約34万人で、各公共下水道からの汚水約15.8万m³/日を都南浄化センターで処理することになっています。

 昭和49年に事業に着手し、昭和55年から盛岡市、昭和58年から滝沢市、昭和60年から矢巾町、そして平成元年から雫石町でそれぞれ供用されています。

【所在地】

〒020-0832 岩手県盛岡市東見前3-10-2

花北処理区

北上浄化センター平面図

 花北処理区は、花巻市、北上市の2市を対象としており、計画面積約5.8千ha、計画処理人口約11万人で、各公共下水道からの汚水約4.6万m³/日を北上浄化センターで処理することになっています。

 昭和54年に事業に着手し、昭和62年から北上市、平成2年から花巻市、平成9年から花巻市石鳥谷町でそれぞれ供用されています。

【所在地】

〒024-0051 岩手県北上市相去町岩の目3

胆江処理区

水沢浄化センター平面図

 胆江処理区は、奥州市、金ケ崎町の1市1町を対象としており、計画面積約3.8千ha、計画処理人口約6万人で、各公共下水道からの汚水約3.1万m³/日を水沢浄化センターで処理することになっています。

 昭和61年に事業に着手し、平成4年から奥州市水沢・江刺、平成5年から金ケ崎町、平成10年から奥州市胆沢でそれぞれ供用されています。

【所在地】

〒023-0831 岩手県奥州市水沢姉体町南新田下234

一関処理区

一関浄化センター平面図

 一関処理区は、一関市、平泉町の1市1町を対象としており、計画面積約2.0千ha、計画処理人口約4万人で、各公共下水道からの汚水役1.8万m³/日を一関浄化センターで処理することになっています。

 昭和57年に事業を着手し、平成2年から一関市、平成7年から平泉町でそれぞれ供用されています。

【所在地】

〒021-0002 岩手県一関市中里字南谷起6-4

岩手県の流域下水道維持管理年報

 岩手県の流域下水道維持管理年報について、公益財団法人岩手県下水道公社のホームページからご覧いただけます。

このページに関するお問い合わせ

北上川上流流域下水道事務所 施設整備課
〒020-0832 岩手県盛岡市東見前3-10-2
電話番号:019-638-2673 ファクス番号:019-638-2622
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。