認知症本人大使「いわて認知症希望大使(愛称:いわてオレンジ大使)」
県では、認知症の人が希望を持って暮らしていること発信し、県民に認知症に対する理解を深めていただくため、「いわて認知症希望大使」(愛称「いわてオレンジ大使」)を委嘱しました。
「いわて認知症希望大使(愛称:いわてオレンジ大使)」とは
認知症になってからも希望を持って暮らせる共生社会を認知症の人とともに創っていくため、認知症の人本人が自らの経験等を発信し、認知症に対する社会の理解を深める活動を行っていただくものです。
大使のご紹介
大坪 長六(おおつぼ ちょうろく)さん 【令和6年9月4日委嘱】
- 滝沢市在住、81歳(委嘱時)。
- 令和4年3月「アルツハイマー型認知症」の診断を受ける。
- 高齢者が安全に車を運転し、いきいきと生活を送るサポートの場である「いきいきドライブCafe」に、運転免許証を自主返納した当事者であるアドバイザーとして参加し活動。
- 令和5年9月に開催された「認知症市民公開講座in滝沢」(岩手西北医師会・住友ファーマ株式会社共催)において、認知症の当事者として民謡を披露するなど、自分らしい活動を継続。
大使の活動について
大使の希望や体調に合せて、次の活動を行うこととしています。
- 県及び市町村等が行う認知症普及啓発活動への参加・協力
- 認知症サポーター養成講座の講師であるキャラバン・メイトへの協力
- 県及び市町村等が行う認知症になっても安心して暮らせる地域づくり(認知症カフェ、ピアサポート活動、本人ミーティング等)への協力
- 県の認知症施策検討への参画
- その他、市町村及び関係機関から依頼があったもので、知事が必要と認める活動
大使への活動依頼について
いわて認知症希望大使は、岩手県が実施する認知症普及啓発イベントへの参加や研修会の講師等が主な活動となりますが、各市町村等において大使にご参加いただきたいイベント等がありましたら、以下のとおり依頼いただくよう願います。
1 活動依頼の流れについて
- 大使に活動を依頼する場合は、活動希望日の1か月前までに別紙3「いわて認知症希望大使活動依頼書」を県に提出してください。
- 県は大使及び支援者と調整のうえ、依頼元に大使を紹介します。
- 依頼元は、県から紹介された大使及び支援者に直接依頼を行い、大使から活動の了承を得てください。
- 大使の活動終了後、原則として1か月以内に別紙4「いわて認知症希望大使活動報告書」を県に提出してください。
2 依頼にあたっての留意事項
- 大使及び支援者への謝礼及び旅費は、依頼元の基準により支給いただくよう願います。
- 大使の活動にあたっては、大使ご本人の意向や体調等に合わせて、県と大使が相談しながら、参加・協力が可能な活動を選定させていただくため、依頼内容に沿えない場合がございます。予めご了承ください。
3 各種様式提出先及びいわて認知症希望大使に関する問い合わせ先
岩手県 保健福祉部 長寿社会課 高齢福祉担当
電話:019-629-5432
mail:AD0005@pref.iwate.jp
いわて認知症希望大使委嘱状交付式(令和6年9月4日)
令和6年9月4日(水曜)に岩手県庁にて委嘱状交付式を開催しました。
要綱・要領
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このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 長寿社会課 高齢福祉担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5432 ファクス番号:019-629-5439
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