令和5年度ICAT感染制御研修会を開催（令和6年1月21日）

令和5年度いわて感染制御支援チーム（ICAT）感染制御研修会を下記のとおり開催しました。

記

1　日時　令和6年1月21日（日曜）14時30分から16時45分

2　場所　岩手県庁 特別会議室（盛岡市内丸10-1）

3　参集者　ICAT構成員、地域ICAT構成員、保健所感染症担当職員等

4　主な内容

（1）第1部　基調講演「高齢者施設の感染対策SDGs」

　　　　　　　　講師：東京医療保健大学大学院 医療保健学研究科 感染制御学　教授　菅原 えりさ 先生

（2）第2部　特別講演「新型コロナウイルス感染症に関わる保健所対応、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　 クライシス・リスク・コミュニケーション、大規模災害・テロへの備え」

　　　　　　　　講師：県央保健所　所長　仲本 光一 先生

（3）第3部　総合討論

5　結果（概要）

　第1部では、高齢者施設の感染症対策と能登地震の対応状況について基調講演があったほか、第2部では、コロナ禍において記者会見やSNSによる情報発信や連絡会議の開催等により、クライシス・リスク・コミュニケーションがうまくいった県内の状況等について特別講演がありました。

6　主な意見等

　・　DICT（災害時感染制御支援チーム）が能登地震に派遣された。DICTの派遣は初めてであり、今後は派遣要請や他団体との連携も増えていく見込み。ICATは現場でリーダーシップをとれる。

　・　災害等の感染症対応は、普段からの研修が大事。

　・　新型コロナウイルス感染症に係るクラスター制御にあたっては、ICATと保健所職員が一緒に施設に入り、対応を行った。ICATと保健所が一緒に活動するようになり、顔の見える関係になり良かった。