いわて健康経営アワード2025受賞事業所の決定及び表彰式の開催
岩手県、関係団体によるいわて健康経営アワード実行委員会では、岩手県における働き盛り世代の健康づくりを推進するため、働き盛り世代の健康づくりを推進するため、健康経営の更なる普及拡大に向け、健康づくりに取り組む事業所を広く募集し、優良な事業所を表彰するとともに、その取組内容を広く紹介する「いわて健康経営アワード」を令和元年度から実施しています。
いわて健康経営アワード2025の受賞事業所が決定しました

「いわて健康経営アワード2025」には、県内24事業所から応募をいただき、実行委員会による厳正な選考の結果、次のとおり岩手県知事賞、優秀賞及び脳卒中予防対策特別賞受賞の6事業所を決定しました。
岩手県知事賞(最優秀賞)
株式会社栄組(遠野市)
優秀賞
株式会社アイオー精密(花巻市)
キオクシア岩手株式会社(北上市)
信幸プロテック株式会社(矢巾町)
宮古ヤクルト販売株式会社(宮古市)
脳卒中予防対策特別賞
株式会社総合土木コンサルタンツ(一関市)
脳卒中予防対策特別賞について
岩手県の脳卒中年齢調整死亡率は男女とも全国ワースト1位であること、また脳卒中は要介護となる主な原因であり、健康寿命にも大きく影響することから、本県の重要な健康課題として、県の健康づくりの計画である「健康いわて21プラン(第3次)」でも「脳卒中死亡率の全国との格差の縮小」を全体目標のひとつに掲げ、県民一体となって取り組むこととしています。
脳卒中予防に向けては、働き盛りの世代に向けた取組が欠かせないことから、従業員の脳卒中予防につながる優良な取組を行った事業所を特別賞として表彰することとして、アワード2024から新設したものです。
いわて健康経営アワード2025表彰式を開催しました
令和8年1月19日に、盛岡市内において表彰式を開催しました。
当日は、受賞事業所の皆様に達増知事から表彰盾が授与されたほか、岩手日報社主催による岩手県民健康応援キャンペーン2025による「健康経営セミナー~創意工夫で社員も会社も元気に!~」が同時開催され、「職場の健康づくり先進事例」として、岩手県知事賞及び優秀賞を受賞した事業所の皆様より、日頃実践されている取組などや今後の展望などをご紹介いただきました。
注 健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
岩手県知事賞(最優秀賞)
株式会社栄組(遠野市、建設業)
【取組を始めたきっかけ】
もとより社員の健康増進に関心があった中で、カップ麺など塩分過多の昼食が多く、血圧に不安を抱える社員が多く見られたことから、食生活をはじめとする脳卒中予防に取り組んだ。また、現場職以外では運動不足が顕著で体を動かす機会を作る必要を感じたため、運動に関する取組を行った。
さらに完全週休二日制、家族休暇制度に加え、「現場があるから休めない」という風土を変えるため、いたわり休暇の継続と休日拡充に取り組むとともに、安全確保に日常的なコミュニケーションが不可欠であることから、コミュニケーション支援制度を導入した。加えて、社員の家庭環境の変化に柔軟に対応するため、急な休暇申請に対応するとともに、介護等の支援として自社独自のフレックスタイム制(呼称:ハッピーワーク)を導入し、社員の健康意識を高めるため、健康経営の地域発信を行った。
【主な取組】
・ 年間を通じた健康施策の方向性や会社として目指す姿を明示した「健康経営プラン」を策定し、年度初めに全社員に共有。
・ 「ウェルネスポイント制度」を導入し、健康につながる行動を独自にポイント化。上位者を表彰し、健康リテラシー向上を促進。
・ 朝礼でのストレッチタイム(月2回)を新設するとともに、「健康ステップアップ支援制度」(1人当たり年5,000円補助)で運動や健康活動を後押し。
・ 付加検診や婦人科検診などの重要な任意検診を受診してもらうため費用を全額助成。
・ 健康診断を拡充し、歯科検診と測定機器を用いた推定野菜摂取量の可視化を同時実施。
・ 子育て・介護世代に配慮し、リモートワークとフレックスタイム制を導入。休暇制度の充実と併せワークライフバランスを支援。
・ 市主催のイベントで健康経営の紹介ブースを設置。握力測定体験を通じ、地域住民に健康への関心を喚起。
優秀賞
株式会社アイオー精密(花巻市、製造業)
【主な取組】
・ 1食100円で食べられる設置型健康社食自動販売機を各工場の食堂に設置し、新鮮なサラダや果物など健康に配慮した食事がとれる環境を整備。
・ 任意参加としていた朝のラジオ体操を就業時間内に組み入れて、社長及び各部署の役職者を筆頭に全員参加で実施。
・ 定期健康診断の結果をポイントに換算し、結果に応じて手当を支給するインセンティブ制度を導入。
・ 従業員のための相談窓口について、職場環境の改善や人間関係良化の支援を目的に、産業カウンセラーが従業員をサポートする体制を導入し、対応体制と機能を拡充。
キオクシア岩手株式会社(北上市、製造業)
【主な取組】
・ 各種がん検診、婦人科検診、歯科検診を会社敷地内の健康診断会場で就業時間内に自己負担なしで実施。
・ 健康診断の問診データから社内と全国の朝食摂取率を把握のうえ、従業員向けに朝食の重要性や習慣化等に関する教育資料の配信や朝食習慣化チェックシートの配布等を実施。また、食堂業者とタイアップし、社員食堂で減塩メニューを提供するとともに、全てのメニューに塩分量の表記を実施。
・ 社内に血圧計と体重計を設置し、自由に測定できる環境を整備。
・ 従業員に合った方法で運動習慣の促進や運動不足解消に取り組めるよう、チーム参加型(大縄跳び大会)と個人参加型(ウォーキング選手権)のイベントを開催。
信幸プロテック株式会社(矢巾町、建設業)
【主な取組】
・ 毎年全社員が作成する「自己啓発計画書」(今後10年のキャリアビジョンと今年度の重点取組課題等を記載した自社独自様式)の重点取組課題 3つのうち1つを健康維持・向上に関する課題とし、社員各自が食事や生活スタイル、運動など自分に必要な取組を設定。
・ 日々の運動と意識の向上のため、社員全員を対象とする月間平均歩数を競うイベントを実施、上位の個人・グループ、伸び率高い個人の表彰と景品授与。
・ 社内へ脳卒中予防に関する情報提供を行うとともに、全社員向けに健康経営優良法人の取組目的と申請内容について勉強会を実施。
・ 健康経営の取組内容と意義を中学校のキャリア教育や高校・短大インターンシップにて説明。参加学生に興味を持って聞いてもらうことでの地域への普及効果を狙っている。
宮古ヤクルト販売株式会社(宮古市、小売業)
【主な取組】
・ 健康経営業務や運動指導業務を行う健康サポートインストラクターを配置し、支店、営業所及び各センターを毎月巡回し、従事者を対象としたストレッチやセルフケア等のアドバイスを実施。
・ 全社員の簡単な体力測定の実施により、自身の身体と向き合い、気付きの機会を提供するとともに、運動対策等のアドバイスを行う体制を整備。
・ 全身疾患とも深い関連性がある歯周病の早期発見を目的とした検査(従業員の自己負担なし)の積極的利用を従業員に周知。
・ 自社の従事者の健康にとどまらず、地域企業の福利厚生、学校や幼稚園、保育園などの勉強の場、地域のイベントなどに講師を派遣。
脳卒中予防対策特別賞
株式会社総合土木コンサルタンツ(一関市、学術研究・専門・サービス業)
【主な取組】
・ 社員の健康保持・増進を目的に、健康診断結果やストレスチェックの集計・分析を行い、健康課題に応じた多面的な対策を実施。また、独自の健康アンケートを実施し、生活習慣や不調の傾向を経年的に分析。
・ 特定保健指導と労災保険二次健診受診を就業時間認定し、受診率100%を実現。二次検診については、上長が受診完了を確認する体制を整備。
・ 食生活改善を支援するアプリの提供やカロリー記録支援、歩数計や健康アプリ・動画による運動支援など個々の行動変容を後押しする取組を実施。
・ 「置き型社食」の導入で、野菜・果物など栄養バランスに優れたメニューを手軽に摂取できる環境を整備。
・ 社内にマルチトレーニングマシンを設置し、業業務の合間にストレッチや軽運動ができる環境を整備することで日常的に体を動かせる機会を創出。
添付ファイル
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このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 健康国保課 健康予防担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5468 ファクス番号:019-629-5474
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