岩手県医師確保計画

医師確保計画について

○ 平成30年7月の医療法改正により、各都道府県においては、医師偏在解消のための医師確保計画の策定が義務づけられ、本県においても令和2年に、令和5年度までを計画期間とする「岩手県医師確保計画」を策定し、医師確保対策の推進を図ってきました。

○ 本県の医師総数及び10万人当たりの医師数は増加傾向にあるものの、依然として医師不足の状況にあり、全国との格差が拡大しており、「医師偏在指標」では全国最下位となっています。

○ 今回策定する医師確保計画は、第8次岩手県保健医療計画と一体的に策定（改訂）し、令和18年度までに医師の偏在解消を目指します。

計画の概要

○ 保健医療計画を補うものとして、医師確保の方針及び確保すべき医師数の目標、目標の達成に向けた施策を定めるもの。

○ これまで医師数の比較に用いられてきた人口10万人対医師数に代えて、全国ベースで医師の多寡を統一的・客観的に比較・評価する「医師偏在指標」により、医師少数区域・医師多数区域を定め、圏域毎に確保すべき医師数の目標と具体的な施策を定めるもの。

○ 産科及び小児科について、個別に算出された医師偏在指標に基づき、医師確保対策を講じるもの。

○ 現行の医師確保対策アクションプランについては、医師確保計画の具体的施策と内容を共通化しており、医師確保計画の策定（改訂）に合わせて一部の見直しを行い、医師確保計画と一体となって、医師確保対策の推進を図っていくもの。

○ 計画の期間は、令和6年度を初年度とし、令和8年度を目標年次とする3か年とする。

（注）計画最終年の令和8年度に、目標達成状況などの評価を踏まえ、3か年の次期計画を策定することとし、以降3年おきに見直しを行い、令和18年度までに医師の偏在解消を目指し、3か年毎の医師確保計画を策定