青森県境不法投棄産業廃棄物の撤去完了
国内最大級の不法投棄である青森県境産業廃棄物不法投棄事案について、平成14年度から平成29年度までの計画で県が行政代執行により原状回復を実施していますが、最大の課題である廃棄物約35万8千トンの全量撤去が平成26年3月26日に完了しましたので、お知らせします。
廃棄物の全量撤去(平成25年度まで)
平成24年12月27日に掘削・選別を、平成26年3月26日に撤去を完了し、廃棄物総量は約35万8千トンです。
処理に当たっては、環境負荷・経費等を考慮し、県内セメント工場での資源化が77.3%、廃棄物処理施設での焼却等が22.7%となります。
土壌等の浄化(平成29年度まで)
廃溶剤のドラム缶等が出土した付近の土壌31,300平方メートルで、揮発性有機化合物や重金属が検出されたため、平成19年度から土壌等を浄化しています。
また、地下水の一部から平成21年度に環境基準項目となった1,4-ジオキサン(工業溶剤)が検出されたため、地下水を浄化しています。
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