死亡野鳥の回収と高病原性鳥インフルエンザ調査
死亡野鳥の回収及び鳥インフルエンザ検査について
県では、鳥インフルエンザの県内への侵入を探知し、感染の広がりを把握するため、死亡野鳥の鳥インフルエンザ検査を通年で実施しております。
検査対象となるのは、ハクチョウや猛禽類など、検査優先種に分類されている鳥です。
また、検査優先種でも、そのときの対応レベルに応じた羽数が死亡していた場合に検査を実施します。
現在の対応レベル |
レベル 3(国内複数箇所発生時) |
---|
なお、検査優先種以外の鳥でも、一度にたくさんの野鳥が死んでいる場合や、同じ場所で立て続けに野鳥が死亡した場合などの異常時には、回収して検査を実施します。
対応レベルの実施内容
対応レベル |
鳥類生息状況等調査 |
検査優先種1 |
検査優先種2 |
検査優先種3 |
その他の種 |
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対応レベル1 |
情報収集・監視 |
1羽以上 |
3羽以上 |
5羽以上 |
5羽以上 |
対応レベル2 |
監視強化 |
1羽以上 |
2羽以上 |
5羽以上 |
5羽以上 |
対応レベル3 |
監視強化 |
1羽以上 |
1羽以上 |
3羽以上 |
5羽以上 |
野鳥監視重点区域 |
監視強化・状況調査 |
1羽以上 |
1羽以上 |
3羽以上 |
3羽以上 |
- 検査優先種一覧(環境省対応技術マニュアルより) (PDF 430.4KB)
- 令和6年度 野鳥における高病原性鳥インフルエンザ検出状況
- 令和5年度 野鳥における高病原性鳥インフルエンザ検出状況
- 令和4年度以前の状況
- 2021いわて!わんこ広報室【第26回】「鳥インフルエンザの発生防止」(外部リンク)
身近な場所で野鳥の死がいをみつけたら
野鳥は環境の変化や、餌がとれない、建物への衝突など様々な原因で死亡します。特に冬から春先にかけては、寒さや餌の不足から野鳥に限らず多くの野生生物が死ぬことは珍しいことではありません。
野鳥が死んでいてもただちに鳥インフルエンザを疑う必要はないと考えられますので、冷静な行動をお願いします。
野鳥は鳥インフルエンザ以外にも様々な細菌や寄生虫をもっていますので、日常においては、野鳥への過度な接 触や、餌やりは控え、糞尿に直接触れないよう心がけることが大切です。
鳥インフルエンザの検査対象とならない野鳥の死がいについては、手袋をするなど、直接触れないようにして、土中に埋めるか、廃棄物として処分する場合には、市町村にご相談ください。
鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられています。仮に野鳥のふん等排泄物等に触れた場合であっても、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
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このページに関するお問い合わせ
環境生活部 自然保護課 野生生物担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5371 ファクス番号:019-629-5379
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