岩手県多文化共生推進プラン(2020~2024)の策定
1 プラン策定の背景
県では、国籍や民族等の違いに関わらず、全ての県民が互いの文化的背景や考え方を理解し、地域社会を支える主体として共に生きる多文化共生社会の実現に向けた取組を進めるため、平成22年3月に平成22年度から平成26年度までの5年間を計画期間とする「岩手県多文化共生推進プラン」を、平成27年3月に平成27年度から令和元年度までの5年間を計画期間とする「岩手県多文化共生推進プラン(改訂版)」(以下「前プラン」という。)をそれぞれ策定し、多文化共生社会の実現に向けて取り組んできましたが、前プランの計画期間が終了することに伴い、当該計画期間の施策の検証を行い、これまでの社会情勢の変化等を踏まえた上で、今後の本県における多文化共生社会の実現に向けた新たな施策方向を定めることが必要となります。
こうしたことから、「岩手県多文化共生推進プラン(2020~2024)」を策定し、多文化共生の考え方について広く普及を図るとともに、多文化共生社会の実現に向けた取組を一層進めようとするものです。
2 主な内容
- 計画期間
令和2年度から令和6年度までの5か年 - 基本目標
「国際的な視野を持ち、世界と岩手をつなぐ人材が育まれ、国籍や言語、文化などの違いを共に認め、暮らすことができる岩手」 - 主な施策の方向
- 施策の方向1:地域に貢献する人材の育成と定着
- 地域の国際化に貢献する人材の育成
- 産業の国際化に貢献する人材の育成・活用
- 外国人留学生等の定着
- 多言語により地域で外国人県民等の生活を支える人材の育成
- 施策の方向2:共に生活できる地域づくり
- 相談・情報提供体制の充実・強化
- 防災・医療支援体制の構築支援
- 日本語学習の支援
- 外国人県民等が活躍できる地域での場づくり
- 施策の方向3:多様な文化の理解促進
- 外国人県民等である児童・生徒への対応
- 多文化共生に関する啓発
- 交流機会・つながりづくり
- 施策の方向4:ILCプロジェクトへの対応
- 研究開発を目指す人材の育成
- 国際性豊かで便利な暮らしやすいコミュニティの形成
- 施策の方向1:地域に貢献する人材の育成と定着
添付ファイル
【参考】岩手県多文化共生推進プラン(平成27年3月改訂)
【参考】岩手県多文化共生推進プラン(平成22年2月策定)
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