JICA海外協力隊:新沼 迅逸さん (ケニア派遣)

ページ番号1032835  更新日 令和2年9月8日

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  • にいぬま じんいつさん
  • シニア海外ボランティア(理科教育)
  • ケニア共和国(2019年1月から)

あなたの近況を教えてください。

・間もなく2年という任期を迎えますが、活動の成果や今後の課題について教えてください。

 3月25日に、日本へ一時帰国しました。世界中で、また、ケニアでもコロナウイルス感染者が現れたため、JICAでは、世界中で活動しているJICAボランティアを帰国させる指示を出したからです。

 前回、レポートした1月末からは2ヶ月しか経過していない時期でした。

 この2ヶ月の間に、次のようなイベントに参加しました。

 

 2月1日(土曜) ケニア在留邦人向けに新年賀詞交換会が大使公邸で行われました。この会には、JICAボランティアだけではなく、ケニアで活躍している各界の方々が出席しており、色々なお話を伺えました。

 

 2月10日(月曜) 配属先での中間発表

 この日の朝、ちょうど任期を1年過ぎたところでの中間発表を配属先であるアフリカ理数科・技術教育センター(CEMASTEA) で行ないました。会場は、配属先にある多目的ホールで、センター所長、副所長、他多数の職員が集まってくれました。JICAケニア事務所からは、3名が来てくれました。私の発表は30分ほどで終わりましたが、その後、色々なコメントや挨拶があり、全部で1時間ほどかかりました。

写真:理数科・技術教育センターでの発表の様子

 2月20日(木曜) 活動場所での来訪者対応

配属先職員の家族(子供たち)が、理科の体験学習に訪れ、実験や観察を楽しみました。

写真:子供たちが理科の体験学習で空を見上げ観察

 2月21日(金曜) サイエンスショー(首都ナイロビ市内の児童拘置所にて)

この施設で生活している約50名の子どもたちが、電気や音などの実験を見たり、体験したりして楽しみました。

写真:電気や音などの実験を体験する子供たち

 3月3日(火曜) 国際シンポジウム(Partnership in Sports and Development for Tomorrow)への参加

筑波大学とケニヤッタ大学の協同で運営された、運動や地元に根ざしたゲームなどを紹介して広めようとするシンポジウムで、ケニアに古くから伝わるゲームなどに興味をそそられました。

写真:運動やケニヤに古くから伝わるゲームをシンポジュウムで紹介

 3月4日(水曜) 学校訪問(ナイロビ市内の小学校)

ナイロビ周辺に位置する小学校での授業研究セミナーに参加しました。ケニアの先生方が新しい授業の進め方について研修発表をしていました。

写真:運動やケニヤに古くから伝わるゲームをシンポジュウムで紹介

・海外で培った経験を今後どのように活かしていきたいですか。

 ボランティアの任期終了後は、岩手県内で、学習支援ボランティアをしていきたいと考えています。

 現在JICAボランティアとして一時帰国中の身ですが、その間に陸前高田市内での学習支援ボランティア活動をしたいと考えています。しかし、現状ではコロナウイルス感染の心配があるため、活動の時期を見極めているところです。

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