(仮称)佐比内トンネル築造工事の現場見学会を開催しました。

八幡平市立田山小学校児童と地域住民の皆さんによるトンネル工事現場見学会を開催しました

  岩手土木センターで実施している「一般国道282号(仮称)佐比内トンネル築造工事」の現場を、地元田山小学校全校児童20名と地域住民の皆さん29名が見学しました。
八幡平市佐比内地区で実施している道路整備事業の概要を説明した後、実際の現場のトンネル坑口付近を見学しました。また、トンネル掘削に必要な重機をオペレーターが実演すると、その動きを興味深く見入っていました。
最後には多くの児童から活発にたくさんの質問をいただきました。
「ドリルジャンボはいくらするのか？」
「現場は何人くらいで作業するのか。」
「トンネル工事に携わるには、どの教科の勉強をがんばればいいか？」などなど。
予定時間を超過するほど最後まで興味津々でした。

佐比内工区事業概要

一般国道282号の秋田県境から約3キロメートル東側に位置する佐比内工区は、幅員狭小・線形不良の解消を目的に、トンネル210mを含む全体延長760mの道路整備計画を平成24年度に事業化し、本年3月に(仮称)佐比内トンネル築造工事が契約となり、同年5月には希少種の移植等をする等現地に着手し、現在トンネルの本格的な掘削作業を進めています。