今年も簗川にサケの稚魚が放流されました

平成20年2月17日はとても寒く、簗川には厚いところで3センチメートルほどの氷が表面を覆う中、盛岡市立中野小学校、山王小学校の児童及び地域住民が、簗川ダム建設予定地から約11.6キロメートル下流の葛西橋付近でサケの稚魚約4万匹を放流しました。

当日第1回目の放流は、盛岡市立中野小学校PTAと盛岡河川漁業協同組合の共催で中野小学校児童及び父母150人ほどが葛西橋下流の河川敷でサケの稚魚3万匹を放流。子供たちは元気に元気に戻ってきてとの願いをこめ、澄んだ水の簗川に放流すると稚魚たちは元気に泳ぎだしていきました。

2回目の放流は、盛岡市東中野町自治会と盛岡河川漁業協同組合の共催で行なわれ、山王小学校の親子が葛西橋上流で約1万匹の稚魚を放流。漁業協同組合から稚魚の入ったバケツを手渡されると子供たちは稚魚を手ですくい上げ、触れ合いながらの放流場面もありました。

稚魚の放流状況写真は下のファイルをクリックしてご覧ください。

• 稚魚の放流状況写真 （PDF 118.5KB）

簗川ダム建設事務所でも、今日放流したサケが4年後にまたこの簗川に戻ってきてくれるよう願うばかりです。そのためにも簗川の環境保全に努めて行きたいと思います。

簗川ダム建設事務所では、簗川の水質調査や河川環境調査を実施しています。