水稲直播栽培面積の推移
- 岩手県における水稲の直播栽培の取組面積は、平成10年代~20年代にかけて増加し、その後、やや減少したものの、近年は1,000ha程度で推移しています(図1)。
- 栽培する水稲の用途別に見ると、主食用米だけではなく、ホールクロップサイレージ(WCS)や飼料用米など、飼料用稲の栽培において省力・低コスト化を図るため、直播栽培に取り組んでいる面積が増加しています(図1)。
- 直播栽培の方式別に見ると、湛水直播栽培が約80%、乾田直播栽培が約20%となっており、近年は乾田直播栽培の割合が徐々に増加しています(図2)。
- 取組経営体数は、平成28年をピークに減少し、近年は280経営体程度で推移していますが、1経営体当たりの取組面積は4ha程度と増加しています(図3)。
図1 水稲直播栽培の用途別取組面積の推移
図2 水稲直播栽培の方式別取組面積の推移
図3 水稲直播栽培の取組経営体数及び1経営体当たり取組面積の推移
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