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治山
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みんなの暮らしを守る治山事業
山地が起因する災害から県民の暮らしを守るため、災害の原因となる山崩れ、地すべり、土石流等の被害を防いだり、被害を最小限に抑えるため、山地災害のおそれのある地区(山地災害危険地区)等を対象として、治山ダムや土留の設置などのほか、保安林の機能が低下した森林については、計画的に森林の整備を行っています。
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山地災害に備えましょう
岩手県は、急峻な地形や脆弱な地質などから、山地災害が起こりやすい特性があります。
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治山事業の事例
ここでは、治山事業で実施した施設等の紹介をします。
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防潮林再生説明板を御寄贈いただきました。
防潮林再生説明板は、山田町浦の浜地区のほか、宮古市摂待地区及び大槌町浪板地区の県有防潮林にも御寄贈いただきました。
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県内の海岸防災林で一番最初に復旧しました。
東日本大震災津波で海岸防災林は壊滅的な被害を受けましたが、その中で宮古市田老の「県有防潮林摂待事業区」では苗木を植えるための盛土工事が完了したので、震災後、県内で初めて海岸防災林再生に向けた植樹に着手しました。
これを記念して、平成26年5月14日(水曜)、地元の小学生や地域住民の方々など約300名の参加により「岩手県摂待防潮林再生記念植樹」を開催しました。
植樹する苗木は、被災地支援の一環として山口県と鳥取県から提供いただいたクロマツやコナラ、緑のバトン運動実行委員会から提供され、全国各地の子供達が育てた広葉樹の苗木、合わせて1,530本を植樹しました。
植樹祭で植栽した区域以外は、治山事業でアカマツ苗木を植栽し平成26年7月に摂待地区の海岸防災林の復旧が全て完了しました。
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県内初の津波避難路が完成しました。
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東日本大震災津波で被災した海岸防災林と防潮堤等が復旧しました。
令和3年3月で復旧計画の全てが完了しました。
ここに至るまでの軌跡をまとめた記念誌は、こちらからダウンロードできます。