3月は自殺対策強化月間です
岩手県・宮古地域の状況
岩手県の令和元年人口動態統計における自殺者数は250人、人口10万人当たりの自殺死亡率は20.5であり、全国2位と高位にあります。
年齢別にみると、男性は50歳代を中心とした働き盛り世代、女性は80歳以上の高齢者の自殺者が多くなっています。
宮古保健所管内の自殺による死亡者数は、毎年20人前後で推移しており、多くの方が自殺により亡くなっている状況です。
宮古地域では、行政、保健、医療、社会福祉、地域、職域団体等の関係機関・団体が集結した「宮古地域うつ・自殺対策推進連絡会議」を設置するとともに、平成31年3月に「第3期宮古地域自殺対策アクションプラン」を策定し、関係機関が連携して自殺対策を進めています。
地域での4つの視点
悩んでいる方の早期発見や支援の体制を確立するため、地域全体が「気づく」「傾聴する」「つなぐ」「見守る」の4つの視点を実践できるような取組が継続的に必要です。
『気づく』・・・家族や仲間の変化に気づいて声を掛ける
『傾聴する』・・・本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
『つなぐ』・・・早めに専門家に相談するように促す
『見守る』・・・寄り添いながら、温かく見守る
一人で悩んでいませんか?あなたの気持ちを話してみませんか?
「心」や「からだ」の不調を感じたら、無理せずにかかりつけ医や相談窓口へ早めに相談しましょう。
また、周りに不調を感じている方がいたら、相談窓口への相談を勧めましょう。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
沿岸広域振興局保健福祉環境部宮古保健福祉環境センター・宮古保健所 保健課 保健推進グループ
〒027-0072 岩手県宮古市五月町1-20
電話番号:0193-64-2218(内線番号:235) ファクス番号:0193-63-5602
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