岩手県自殺防止月間(9月)のお知らせ

ページ番号1032799  更新日 令和7年9月3日

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岩手県では、9月の自殺防止月間の活動名称を「こころに寄り添い いのちを守る いわて」月間と定め、関係機関が連携して、自殺予防のための普及啓発活動や相談支援等に取り組んでいます。

岩手県・宮古地域の状況

岩手県の令和6年厚生労働省の調査における自殺者数は266人(前年比1人減)、人口10万人当たりの自殺死亡率は22.9で全国ワーストとなっています。(前年度自殺者数265人、自殺死亡率22.8)

物価高騰に伴う社会情勢の悪化等、社会的要因による孤独感や孤立感の深まりにより、自殺リスクが高まっています。

宮古保健所管内の自殺による死亡者数は、毎年20人前後で推移しており、毎年多くの方が自殺により亡くなっている状況です。

宮古地域では、行政、保健、医療、社会福祉、地域、職域団体等の関係機関・団体が集結した「宮古地域うつ・自殺対策推進連絡会議」を設置するとともに、平成31年3月に「第3期宮古地域自殺対策アクションプラン」を策定し、関係機関が連携して、自殺対策を進めています。

 

 

自殺を防ぐためにできること

悩んでいる方の早期発見や支援の体制を確立するため、地域全体が「気づき」「傾聴する」「つなぎ」「見守る」の4つの視点を実践できるような取組が継続的に大切です。

『気づき』・・・・・家族や仲間、周りの人の変化に気づいて声をかける。

『傾聴する』・・・・本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける。

『つなぎ』・・・・・早めに専門家に相談するように促す。

『見守る』・・・・・寄り添いながら、温かく見守る。

一人で悩んでいませんか?あなたの気持ちを話してみませんか?

「心」や「からだ」の不調を感じたら、無理せずにかかりつけ医や相談窓口へ早めに相談しましょう。

また、周りに不調を感じている方がいたら、相談窓口への相談を勧めましょう。

このページに関するお問い合わせ

沿岸広域振興局保健福祉環境部宮古保健福祉環境センター・宮古保健所  保健課 保健推進グループ
〒027-0072 岩手県宮古市五月町1-20
電話番号:0193-64-2218(内線番号:235) ファクス番号:0193-63-5602
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。