大船渡湾水環境保全計画

概要

大船渡湾域の水環境の保全に取り組むため、これまでの取組状況を踏まえながら令和6年3月に県と大船渡市が共同で計画を改定しました。

計画の基本目標

　大船渡湾域は岩手県内で最も閉鎖性の強い海域となっており、その水環境を守り、将来の世代に継承していくためには、他の地域よりもより一層の自然環境に対する配慮と理解を必要としています。市民、事業者及び行政が一体となって、恵み豊かな水環境と共にある地域社会を築くことが大切です。

　この基本目標の実現に向けて、計画は2つの基本方向と6つの施策により構成しています。

基本方向1　恵み豊かな水環境を守ります

恵み豊かな水環境と共にある地域社会に向けて、汚濁源への対策のほか、森林、河川等、海岸等が有する多面的な機能が発揮されるよう取組を進めます。

施策1　生活系排水対策の推進 （重点施策）

施策2　産業系排水対策の推進（重点施策）

施策3　水資源の確保と水辺の環境保全（重点施策）

施策4　水環境の調査

基本方向2　水環境保全について理解を高め、協働を推進します

市民、事業者及び行政が一体となって水環境を守るため、環境問題について正しい理解を得て自らの問題として捉え、自発的に行動できる環境づくりを進めます。

施策5　環境学習等の推進

施策6　協働による環境保全活動の推進

重点施策の具体的な取組内容・指標は別途実施計画として定め、各実施主体は計画期間内に必要に応じて見直しを行いながら取組を進めることとします。