病院長あいさつ

岩手県立大槌病院ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
令和4年4月より病院長を拝命し着任いたしました。
当院は震災後に仮設診療所を経て、平成28年に現在地に新築移転した病院です。
人口1万1千人の大槌町において唯一の入院施設として開業医の先生方、介護福祉の関係の皆さんと連携し地域医療に貢献していきます。
病院機能の役割分担により、当院では診療科の不足もあり、十分な急性期医療の対応は困難ですが、近隣の県立病院と連携し診療をしています。

平成30年より地域包括ケア病床を導入しました。急性期の治療が終わった方を転院で受け入れ、その間に介護サービスの調整やリハビリを行うことが出来るようになりました。
患者さんへ退院後の生活の備え、支援を提供する取り組みを行っているところです。また自宅で介護を受けながら生活されている方に一時的に入院していただくことも可能で、高齢の方を自宅で介護しているご家族に少しでも力になれればと考えております。かかりつけの先生や担当されているケアマネージャーの方などを通じてどうぞご相談ください。

未だに新型コロナウィルス感染症は収束せず、患者さん、面会のご家族へはご迷惑をお掛けしておりますが、十分感染対策をとり診療を続けていきます。
基本理念「患者さんのために、地域住民のために、良質な医療の提供と地域医療の活性化を目指します。」のとおり地域の皆様に利用していただけるように今後も取り組みを進めていきたいと考えております。