令和4年2月5日　一般国道281号下川井工区が開通しました！

　県が「復興支援道路」として整備を進めてきた一般国道281号下川井工区が令和4年2月5日13時に開通しました。開通に先立ち同日11時から行った「現地セレモニー」の様子について御紹介します。

現地セレモニー

　当初は、久慈市山村文化交流センター「おらほーる」で開通式典を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、内容や参加者を見直し、屋外での現地セレモニーのみ行いました。

　現地セレモニーでは、遠藤久慈市長、中平県議会議員、岩城県議会議員をはじめ、関係官公庁や行政区長、地権者の皆さんに御出席いただき、テープカット・くす玉開披、通り初め（パレード）を行い開通を祝いました。

事業概要

　一般国道281号は、県北地域の沿岸部と内陸部を結ぶ幹線道路であり、地域間交流を支え、物流や観光などの産業振興にも大きく寄与するとともに、災害時の緊急輸送道路としての機能を有するなど重要な役割を担っています。

　下川井工区の現道は、幅員が狭く、急カーブや落石危険箇所などもあり、交通のあい路区間となっていましたが、今回の開通により、前後の整備済み区間と一体となって、安全で円滑な通行が確保され、緊急輸送道路としての信頼性を高めるととともに、幹線道路としての機能向上が図られるものです。

整備概要

事業延長：1,160m

計画幅員：一般部・橋梁部6.0（9.5）m、トンネル部6.0（10.0）m

　　　　　全区間に2.5mの片側歩道

事業期間：平成28年度～令和3年度

総事業費：約38億円

主要構造物：下川井トンネル510.2m、下川井1号橋44.1m、下川井2号橋21.5m