【全国知事会】「新型コロナ感染爆発」絶対阻止宣言! 感染しやすい今、予防のレベルアップを
全国の新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらず、各地で医療のひっ迫が深刻な状況となる中、首都圏の1都3県に対して緊急事態宣言が発出されました。この背景には、第1波や第2波とは比較にならないほど、感染しやすくなっている第3波の猛威があります。これは、1都3県だけではなく、今や全国的な脅威となっています。
全ての道府県は、首都圏の1都3県と連携し、お互いの成功事例を参考にしながら知恵を絞り、最善の保健医療行政を展開することにより、これ以上の感染拡大を防ぎ、また、医療提供体制の確保を図るとともに、緊急事態措置の効果を上げ、新規陽性者数を速やかに減少に転じさせることに全力を尽くす覚悟です。
国民の皆様・事業者の方々におかれましては、緊急事態宣言が出されているこの時期、感染爆発絶対阻止に向けて行動しましょう。
- 現在、感染しやすい時期に入っています。最大限の注意を!
これまで以上にマスク・手洗い・換気などの感染防止策を徹底し、新型コロナウイルス感染症に対する注意レベルを上げましょう。また、感染リスクが高まる「5つの場面」に注意しましょう。
- 飲酒を伴う懇親会等
- 大人数や長時間におよぶ飲食
- マスクなしでの会話
- 狭い空間での共同生活
- 仕事から休憩室、喫煙所、更衣室等への居場所の切り替わり
事業者におかれても、大切なお客様や従業員のため感染防止を徹底しましょう。
- 県境を越える往来には注意しましょう!
緊急事態宣言が発出されている地域への「不要不急の往来」は控えましょう。
受験などをはじめ、やむをえない用件で緊急事態宣言地域に出かける場合は、感染防止対策を徹底し、対象都県の要請に従いましょう。
また、それ以外の地域へ往来する必要がある場合は、行き先やお住まいの道府県のメッセージを確認するなど、県境をまたぐ移動には十分注意しましょう。その上で、接触確認アプリ「COCOA」や各都道府県のアプリを利用し、通知があった場合は案内に従った上、その地域の保健医療当局に協力してください。
- 新型コロナウイルス感染症に関する偏見・差別は絶対にやめましょう!
感染者自身のほか、最前線で治療に当たる医療従事者、感染者が発生した団体に属する人、県外から往来された方等に対する誹謗中傷や差別はあってはならないことであり、さらにSNSやうわさ話などデマによるいわれのない偏見や差別につながるような行為は絶対に行わないようにしましょう。
令和3年1月9日
全国知事会
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