岩手県DXアドバイザーが岩手県立花巻農業高等学校の生徒に向けて講演(令和8年2月12日)
岩手県DXアドバイザーとは

岩手県DXアドバイザーは、県内におけるDXの推進やSociety5.0の実現に向け、今後の社会のデジタル化の推進、科学技術の社会実装、人材育成などの諸課題に対応し、広く政策形成過程や実践段階での助言及び指導を行うため、県が令和3年度より設置しているものです。
このアドバイザーには、本県出身の工学博士、芝浦工業大学の前学長、現在は大学共同利用法人情報・システム研究機構の監事である村上 雅人 氏に就任していただいています。
岩手県立花巻農業高等学校の生徒へメッセージ
令和8年2月12日(木曜)、岩手県立花巻農業高等学校において、岩手県DXアドバイザー・村上雅人氏による講演会を開催しました。
この講演会は、探究学習におけるデータ活用の基礎理解を深め、将来のデジタル人材育成につなげることを目的として、同校主催のもと実施され、2学年の生徒68名および教職員が参加しました。
講演では、「データサイエンスの基礎と応用」と題し、村上先生自身の研究や経験を踏まえながら、「データサイエンスとは何か」、「日常や学びの中でどのように関わっているのか」について、身近な事例を交えてわかりやすく説明されました。
講演の中では、「平均」や「分散」といった基礎的な統計の考え方を通じて、データの「ばらつき」や「分布」を見ることの大切さが紹介されました。村上先生は、少ないデータからでも一定の傾向を読み取ることができる一方で、「数値だけに頼らず、人間の判断や現場感覚を併せて活用する必要性」についても強調されました。
また、「農業分野におけるデータ活用」や「デジタル技術の可能性」についても触れられ、農業とデータサイエンスの親和性や、探究学習や将来の進路を考える上での「データを活用する視点」の重要性を示されました。
講演の最後には、「データは重要だが、目的を持って使うことが大切であり、最終的に判断するのは人である」とのメッセージが生徒に向けて伝えられ、学び続けることの意義や自ら考える姿勢の大切さを強調して締めくくられました。
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