「第4フェーズの目標実現に向けた行動宣言」を採択しました
令和5年6月26日に開催した、いわて未来づくり機構 令和5年度総会及び第1回ラウンドテーブルにおいて「第4フェーズの目標実現に向けた行動宣言」を採択しました。
「第4フェーズの目標実現に向けた行動宣言」
いわて未来づくり機構では、第3フェーズ(平成30年度~令和4年度)の目標として「科学技術の進展と整備が進む社会基盤を生かした、人口減少に負けない地域づくり」を掲げ、県民運動を展開してまいりました。
しかしながら、依然として人口減少の進行に歯止めがかかっておりません。人口減少対策は、その効果が現れるまでに相当程度の期間を要します。流れを変えるためには、まさに今、行動する必要があります。
このような中、デジタル化の進展や地球温暖化、大規模災害リスクの顕在化等、県を取り巻く社会環境が大きく変化しており、これらにも的確に対応しながら、持続可能で人口減少に負けない岩手を実現していくことが求められます。
こうした状況を踏まえ、先般、いわて未来づくり機構では、次のとおり第4フェーズ(令和5年度~令和9年度)の目標を設定しました。
デジタル化やカーボンニュートラルを推進し、持続可能で人口減少に負けない岩手を実現
~お互いに幸福を守り、育てるために~
この目標の実現に向けて、私たちいわて未来づくり機構は、会員がそれぞれの立場や分野において進めてきた取組を一層拡大し、オール岩手の官民協働のネットワークという特色を活かして共に手を携え、次の県民運動に取り組んでいくことを、ここに宣言します。
1 ILCなど科学技術の進展への対応
ILC誘致実現を想定した対応、新技術の導入、技術開発などを推進します。
2 復興の推進と、災害などに強く持続可能で魅力ある地域づくり
復興・発展を支える人材育成、被災地と県内外との交流拡大、地域公共交通のサステナブル化、地域の見守り体制づくり、農林水産業振興などを推進します。
3 安心して生み育て、誰もが活躍できる社会の実現
仕事と子育ての両立などそれぞれのライフスタイルに応じた支援、性別に関わらず誰もが活躍できる環境づくりなどを推進します。
県民の皆さんも、一人ひとりの明るい未来をつくるために、できることから一緒に行動していきましょう。
令和5年6月26日
いわて未来づくり機構 ラウンドテーブルメンバー
岩手県商工会議所連合会 会長 谷村 邦久
一般社団法人岩手経済同友会 代表幹事 田口 幸雄
大船渡商工会議所 会頭 米谷 春夫
国立大学法人岩手大学 学長 小川 智
公立大学法人岩手県立大学 学長 鈴木 厚人
岩手県知事 達増 拓也
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