くらしと税金　なぜ国や県の仕事は必要なんだろう？

ページ番号1011218　 更新日 平成31年2月20日

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国や県・市町村は、国民に各種の公共サービスを提供することを役割の一つとして存在しています。公共サービスとは、裁判・教育・医療・消防などのように、わたしたちが広く恩恵を受けているものですが、サービスの対価について受益者に負担を求めるのは困難であることから、これらのサービスは、国や県・市町村の任務とされているところです。

このようなサービスを民間企業にゆだねたらどうなるのでしょう。民間企業の目的は、最終的には利潤を得ることにあるので、サービスが公平に提供されなかったり、必要なサービスの水準が維持されなくなったりするおそれがあります。

このように、わたしたちが豊かで健康な生活がおくれるのは、個人や企業では解決できない（やらない、不足する、採算が合わない）仕事を国や県・市町村が行っているからです。