くらしと税金 税金のはたらき
税金は、わたしたちの家計や企業の経済活動と深く関わり合い、国民経済に大きな影響を与えています。わたしたちが国や県・市町村に納めた税金は、国民全体の共通の経費として、個人や企業の力だけでは行うことの難しい『社会資本の整備』や『公共サービス』に使われていますが、そのほか税金は、次のような働きをしています。
所得の差を縮める
税金は、支払い能力に応じて負担することが原則です。そこで所得税では、所得の多い人ほど税率が高くなる方法で計算されます。これを『累進課税制度』といい、所得の多い人には大きな負担を、所得の少ない人には少ない負担をしてもらうことで、国民の所得の格差を縮める働きをしています。
景気を調整する
政府は、国内の景気の良いときは、財政支出を減らしたり、増税したりして、景気の加熱を防ぐ(世の中に出回るお金の量を減少させ、経済活動を落ち着かせる)働きをします。
これとは逆に、景気の悪いときには、財政支出を増やしたり、減税したりして、民間の設備投資や消費を促し、景気を上向かせる(世の中に出回るお金の量を増やして、国内経済を活発化させる)働きをします。
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