ユニバーサルデザインの豆知識 オストメイト対応トイレ
「オストメイト」って何ですか?
オストメイトとは、大腸がん、膀胱がんなどの治療のため、手術で腹部に人工肛門、人工膀胱などの「排泄口(ストーマ)」をつくった患者のことをいいます。
トイレはどうしているのですか?
オストメイトの方は、腹部に排泄物を受けとるための袋「パウチ」を装着しています。
トイレでは、そのパウチにたまった排泄物を処理しています。
そのため、一度のトイレに時間がかかってしまうことも、オストメイト対応トイレの設置が求められている理由の1つです。
トイレにどのような設備があればいいのですか?
荷物棚や汚物流し、温水の出るハンドシャワー、姿見、汚物BOX、着替え台などの設備を個室内に設ける必要があります。
オストメイトの方々に配慮したトイレはまだまだ不足していて、多くの人が利用する施設をはじめ設置が望まれています。
なお、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律に基づく「特別特定建築物」に該当する場合は、設置義務があるほか、ひとにやさしいまちづくり条例の特定公共的施設においても設置の努力義務があり、事前協議の対象となります。
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保健福祉部 地域福祉課 生活福祉担当
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