県庁舎にフードバンクポストを設置しました！

生活に困っている世帯等への支援の一環として、県庁舎内にフードバンクポストを設置し、食品の寄贈を受け付けています。

フードバンクポストとは

フードバンクポストとは、フードバンクの取組に賛同される方から寄贈いただく食品を受け付けるポストのことで、寄贈いただいた食品は、フードバンク事業者に提供されます。

フードバンクとは、企業や個人から寄贈された食品を生活に困った人や福祉施設などに無償で提供する取組のことです。

また、会社や地域などでそれぞれの家庭で食べきれない食品を持ち寄り、まとめて寄贈する活動のことをフードドライブといいます。

設置の趣旨

新型コロナウイルス感染症の影響により、生活困窮に関する相談が増加しています。

このような状況の中で、生活に困っている世帯等への支援の一環として、食品の寄贈を受け付けるためのポストを設置したものです。

また、フードバンクポストの設置は、県内の市町の庁舎をはじめとして年々増加しており、県としても、共に支え合う地域づくりの一環として積極的に参画するものです。

さらに、県庁舎内にポストを設置することにより、他の自治体、企業等にフードバンク、フードドライブの取組が拡大することが期待されます。

寄贈を受けた食品は、地域福祉課が回収してフードバンク事業者に提供し、フードバンク事業者から、地域の相談窓口（生活困窮者自立支援制度における自立相談支援機関等）を通じて生活に困っている世帯に提供されるほか、子ども食堂や福祉施設などに提供されます。

食品の寄贈のお願い

県庁舎に設置しているフードバンクポストでは、県職員に限らず、広く県民の皆様からの食品の寄贈を受け付けています。

活動の趣旨に賛同いただける方、ご家庭で食べきれない食品のある方は、ご提供をお願いします。

設置場所・受付日時・受け付ける食品

設置場所

県庁舎　9階　エレベーターホール

受付日時

平日　9時00分～16時00分（年末年始等の県庁舎の閉庁日は除く。）

受け付ける食品

県庁舎に設置しているフードバンクポストでは、

• 賞味期限の記載のあるもの
• 地域福祉課からフードバンク事業者への提供（毎月15日前後と月末）時点で、賞味期限まで1か月以上あるもの
• 常温保存可能なもの
• 未開封のもの

のいずれにも該当する食品であって、以下の種類のものを受け付けています。

缶詰類

サバ缶、サンマ缶、ツナ缶、焼き鳥缶など

レトルト食品

カレー、親子丼、牛丼、ミートソース、おかずの素など

瓶詰類

さけフレーク、佃煮、なめ茸など

ふりかけ類

ふりかけ、お茶漬けの素など

乾物類

インスタント味噌汁、わかめ、ひじき、切り干し大根、はるさめなど

乾麺

インスタント麺、カップ麺、スパゲッティ、マカロニ、うどん、そばなど

調味料

マヨネーズ、ケチャップ、しょうゆ、味噌、麵つゆなど

【注意】受け付けていない食品

県庁舎に設置しているフードバンクポストでは、以下の食品は受け付けていませんのでご注意ください。

• 賞味期限が書かれていないもの
• 賞味期限切れのもの
• 開封済みのもの
• 冷蔵、冷凍のもの
• 米（精米、玄米）
• 野菜等生鮮食品
• アルコール類
• 漬物等自家製品

食料支援を希望される方へ

生活にお困りの方で、食品の提供を希望される場合は、お住まいの地域の相談窓口（生活困窮者自立支援制度における自立相談支援機関等）にご相談ください。

• 県内の自立相談支援機関一覧（令和3年4月1日現在） （PDF 200.7KB）

生活困窮者自立支援制度とは

生活保護を受給していないものの、現に経済的にお困りの方に対し、相談窓口において一人ひとりの状況に合わせた支援プランを作成し、専門の支援員が相談者に寄り添いながら、自立に向けた課題の解決を図るお手伝いをする制度です。

詳しくは、下記のリンク先をご覧ください。

• 生活困窮者自立支援制度