平成25年度岩手県学校給食モニタリング事業
岩手県教育委員会では、学校給食における放射性物質の有無や量について把握・分析し、より一層の学校給食の安心の確保につなげることを目的として、平成24年度に引き続き「平成25年度岩手県学校給食モニタリング事業」を実施しました。
県内5施設で1年間を通じた検査(全15回)を実施した結果、放射性ヨウ素131、放射性セシウム134、放射性セシウム137のいずれも検出されませんでした。
今回の調査結果を踏まえると、児童・生徒に提供されている学校給食において、放射線による健康影響は極めて小さいと考えられます。
モニタリング実施施設名等
紫波町
紫波町学校給食センター(県央広域振興圏)
大船渡市
大船渡市立越喜来学校給食共同調理場(沿岸広域振興圏)
大槌町
大槌町学校給食センター(沿岸広域振興圏)
普代村
普代村学校給食共同調理場(県北広域振興圏)
岩手県(奥州市内)
岩手県立前沢明峰支援学校(県南広域振興圏)
検査期間
平成25年5月から平成26年2月(夏季・冬季休業中は除く)
検査は、隔週ごとに実施し、全施設同時期に全15回の検査を行った。
検査方法
ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによる核種分析法により、児童・生徒へ提供されている学校給食1人分を1週間(月曜日から金曜日までの5食分)ごとにまとめて検査
祝日等で5日分の給食が確保できない場合は、5日未満の日数で検査を実施
- 検査機関:一般社団法人岩手県薬剤師会 検査センター
- 測定機器:ゲルマニウム半導体検出器
検査結果
全施設、全ての検査において、放射性ヨウ素131、放射性セシウム134、放射性セシウム137いずれも検出されなかった。(検出限界値:各核種1キログラムあたり1ベクレル未満)
各回の詳しい検査結果は添付ファイルで確認できます。
調査委員会
県原発放射線影響対策本部アドバイザー、教育関係者、市町村学校給食関係者等による調査委員会を設置し、事業実施方法、検査結果等について協議。
今後の取り組み
本事業結果の周知を図るほか、各県立学校等における学校給食食材等の測定を継続実施し、学校給食における安全・安心の確保に努めていく。
参考
- 放射線を出す能力を「放射能」といい、この能力をもった物質のことを「放射性物質」といいます。
表中にある単位「ベクレル(Bq)」は、放射能の強さを表す単位です。 - 食品中の放射性セシウムの基準値
一般食品:1キログラムあたり100ベクレル
牛乳:1キログラムあたり50ベクレル
その他(放射線に関する基礎知識)
添付ファイル
- 平成25年度岩手県学校給食モニタリング事業実施結果 (PDF 77.8KB)
- 第15回検査結果 (PDF 40.0KB)
- 第14回検査結果 (PDF 39.7KB)
- 第13回検査結果 (PDF 39.9KB)
- 第12回検査結果 (PDF 39.8KB)
- 第11回検査結果 (PDF 39.7KB)
- 第10回検査結果 (PDF 39.8KB)
- 第9回検査結果 (PDF 39.9KB)
- 第8回検査結果 (PDF 40.0KB)
- 第7回検査結果 (PDF 39.9KB)
- 第6回検査結果 (PDF 40.0KB)
- 第5回検査結果 (PDF 39.9KB)
- 第4回検査結果 (PDF 40.0KB)
- 第3回検査結果 (PDF 40.0KB)
- 第2回検査結果 (PDF 39.9KB)
- 第1回検査結果 (PDF 39.8KB)
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このページに関するお問い合わせ
岩手県教育委員会事務局 保健体育課 学校健康安全担当
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