森川海の保全及び創造条例
岩手の、そして地球のより良い環境を未来へ
岩手県ふるさとの森と川と海の保全及び創造に関する条例について
県では、県民みんなで本県の水と緑を守り育てる取組みを行うことにより、ふるさとの豊かな森、川、海を次の世代に引き継ぐことを目指して「岩手県ふるさとの森と川と海の保全及び創造に関する条例」を平成15年10月9日に公布し、同日から施行しました。
条例制定の趣旨
- 森林の公益的機能(水源のかん養、自然環境の保全など)の低下や閉鎖性水域の富栄養化に伴う水質の汚濁など本県の森、川、海を取巻く環境問題が発生することが懸念されており、これを未然に防止するために、これまで森、川、海それぞれの分野において実施してきた施策の展開から、森、川、海に共通する水を媒介として、流域を一体的に捉える「循環の視点」に立った施策を展開する必要があります。
- 県内において、県民、事業者の方々などの各主体や上流地域・下流地域の住民の方々による協働取組みが行われてきており、このような自発的活動を一層活発にするとともに、全県に広げていくことが求められています。
- これらのことから、県として、ふるさとの森と川と海の保全及び創造に関する施策を総合的かつ計画的に推進するとともに、県民、事業者等のふるさとの森と川と海の保全及び創造に対する理解と関心を高め、それぞれの主体による協働取組を促進することによって、流域における環境保全上健全な水循環の確保に寄与することを目指します。
条例の特色
- 環境保全上「健全な水循環の確保」に寄与することを条例の目的とし、水循環の単位となる「流域」に着目して、流域ごとに基本計画を策定するほか、施策の評価についても、流域を一体とした観点からの評価を行うこととしています。
- 県民や事業者、民間団体や県、市町村等との協働した取組みにより、ふるさとの水と緑を守ることを目指しています。
条例の概要
条例の概要につきましては、パンフレットをご覧ください。
条文
条例の全文につきましては、以下をご覧ください。
流域基本計画
「条例の特色」でも記述したように、県では流域ごとにふるさとの森と川と海の保全及び創造に関する基本的な計画を定めることとしています。
平成16年度から18年度までの3年間で県内全ての流域において、市民・NPO、事業者、行政等の協働により、流域基本計画を策定しました。
流域基本計画の策定状況については、下記にて公開しております。
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このページに関するお問い合わせ
環境生活部 環境生活企画室 企画担当
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